尹錫悦(ユン・ソンニョル)政府の屈辱的な日韓外交を糾弾する

 


去る13日プノンペンで開催された韓日首脳会談に続き、先日24日韓日外交当局は東京で日帝植民地期強制動員被害者賠償問題解決のために局長級協議を開催したと明らかにした。外交部は「被害者側の立場と最高裁判所の判決履行方案などを考慮して日本側と協議していく過程」とし、事実上韓日関係改善という名目で再び拙速で日本の戦争犯罪問題を覆い隠すことに汲々とする様を見せている。


ここで私たちは問わずにはいられない。

一国の国民が外国の収奪で人生を根こそぎ奪われた歴史が依然として清算されず、ようやく最小限の賠償を受けることができる法的判決が出た時点で国家は何をすべきか? 少なくとも国民の名誉と人権が回復できる判決を戦犯国と「協議」しなければならない事案として考えるべきであることは確信できる。

尹錫悦政府は国民を愚弄する屈辱的外交を直ちに中断し、「国家の役割」が何なであるのかについて考察することから始めなければならないだろう。

 



歴史歪曲ヘイト勢力に対抗して歴史正義を実現しよう

 


今日1572回目を迎える水曜デモは、30年間被害者と連帯団体、市民が守ってきた平和、人権、連帯の場だ。かつて駐韓日本大使館前に立っていた平和の碑が、その前を通っている平和路が、今日もこの場所を守っている私たちが証明している。

日本軍性奴隷制の歴史が存在しないという彼らの主張が事実でないことは教科書を広げてみただけでも分かる事だが、私たちが警戒しなければならないのは、彼らが歪曲とヘイトにまみれて勢力化しているという点だ。そのため、私たちは一層終わらない歴史が否定されるのをただ見ているわけにはいかない。この国の根幹を病ませている植民地支配と親日の歴史を清算し、歴史正義が正しく実現されるその日まで、私たちは力強い歩みを止めないだろう。

 



固い連帯で日本軍性奴隷制問題を必ず解決しよう

 


政府の屈辱的外交を阻止することも、歴史歪曲勢力に対抗して歴史正義を実現することも、一人で闘っては勝てない。これまで水曜デモがこの場を守り、日本軍性奴隷制問題解決のための闘争が続いてきた理由は、1991年の金学順ハルモニの最初の証言に続き、被害者たちが歴史の前に立ちあがり、「ともに闘う勇気」を自ら見せてくれたからだ。 ハルモニたちの意志を受け継ぎ、一層堅固に日本軍性奴隷制問題を必ず解決しよう!

 


韓国政府は屈辱的な外交を止め、ハルモニの名誉と人権回復のために行動せよ!


日本軍性奴隷制問題解決を妨げる歴史歪曲勢力は直ちヘイトと差別を中断せよ!


ハルモニたちの意志を受け継ぎ、固い連帯で日本軍性奴隷制問題を必ず解決しよう!

 


20221130


1572回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ参加者および大学生歴史サークル連合一同





(訳 方清子)





主管団体紹介

 大学生歴史サークル連合は正しく正義ある歴史を記憶し築いて行くための全国大学生の連合グループで、「昨日を記憶し、現在を実践し、明日を創っていく歴史サークル連合」との基調で2022年に建設されて活動を始めたばかりです。現在7地域14サークルが大学生歴史サークル連合に所属して活動しています。