「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」(略称;全国行動)は、2010年2月7日、日本軍「慰安婦」問題解決のために全国各地で活動してきた団体と個人が集まって結成したネットワークです。
   国会議員および地方議員への説明・働きかけを実施するとともに、院内集会や市民集会を開催して日本軍「慰安婦」問題の解決を 議員や市民にアピールする一方、パンフレットやリーフレット、教育用DVDなどを製作して広報活動もおこなってきました。また、2011年12月には「韓国水曜デモ1000回アクション」を呼びかけ、全国15ヵ所の取り組みを引き出し、その後も各地で月1回の水曜行動を続けています。
 とりわけ、2014年6月には第12回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議の実行委員会を立ち上げて主催し、8カ国の被害者および支援団体の意志をまとめた「日本政府への提言」を発表。あるべき解決の道筋を示しました。
 しかし、2015年12月、同提言を無視した合意が日韓政府間でなされたため、日韓合意では解決にならないことを訴え、「二度と同じような被害を生まないでほしい」という被害者たちの思いを記憶・継承するため、様々な取り組みを続けています。