〈正義連〉第1536回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ声明書(主管:大韓仏教曹渓宗・社会労働委員会)
日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモが1992年1月8日第1次を始まりに2022年今日1536回を迎えました。30年を超えて被害者たちが問題解決を街頭で叫んでいます。 しかし相変らず問題解決はなされていません。
戦犯国家日本は反倫理的行為が明らかになっているにも関わらず、相変わらず誤りを認めていません。仏様は殺生しないこと、盗まないこと、嘘をつかないことなどの戒律を厳しくおっしゃいました。
日本は戦争を通して殺生、嘘、盗みなど無数に多くの罪を犯したし、今でも偽りで被害者を苦しめています。戦犯国家として被害者に懺悔して謝罪しなければなりません。
文在寅大統領は「被害者中心の解決」という原則だけを提示し、日本との積極的な交渉を行わないまま5年という長い時間をやり過ごしてきました。被害者は文在寅政府が出発とともにした「積弊清算」に期待をかけて待つという時間を過ごしましたが、残されたのは被害者の死だけでした。いまや政府に登録された日本軍「慰安婦」被害者240名のうち12名だけが生存されています。時間がありません。文在寅大統領はこれまでに解決できなかったことに対して被害者に懺悔し、最後まで最善を尽くすことを求めます。
去る20代大統領選挙で尹錫悦候補が当選しました。日本との関係改善に対する肯定的な話がすでに言論にあがっています。歴史を忘れた民族に未来はないといいます。いまだ日本軍性奴隷制問題など、被害者は人権と名誉回復を受けられないままその苦痛は継続しています。過去の歴史に対する徹底した真相究明と公式謝罪、法的賠償など加害国の責任履行が成された後に韓日両国は真の平和な隣人になれるでしょう。尹錫悦当選者は日本との関係改善を言う前に日本軍性奴隷制問題解決を先に行わなければならないでしょう。
これに対し次の通り要求します。
一、日本政府は戦争犯罪の認定、真相究明と公式謝罪、法的賠償を行え
一、文在寅政府は懺悔して最後まで日本軍性奴隷制問題解決に最善を尽くせ
一、尹錫悦当選者は韓日関係改善に先立ち日本軍性奴隷制問題解決のために努力せよ
仏記 2566(2022)年3月23日
第1536回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ記者会見
参加者および大韓仏教曹渓宗・社会労働委員会
(訳 方清子)