〈正義連〉 第1533回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜集会 声明書(主管 大学生歴史サークル連合)
歴史歪曲・嫌悪勢力に対抗して日本軍性奴隷制問題を解決しよう。
人々を苦しめる帝国主義と国家暴力のない世界、差別と嫌悪のない世界、女性の人権が保障される平和な世界をつくるために続けられてきた水曜デモは、今歴史歪曲・嫌悪勢力によって攻撃されている。彼らは日本軍性奴隷制問題が韓日関係を悪化させ、未来への歩みを止めているとして真実を否定する。また、日本軍性奴隷制被害者を攻撃して嘲笑している。さらには平和路一帯を占拠し、私たちに歪んだ歴史を受け入れよと嘲ってる。しかし、私たちは平和な朝鮮半島と平和な韓日関係、真の正義の歴史をつくるために、必ず日本軍性奴隷制問題を正しく解決しなければならないことを知っている。また、日本政府が過去の歴史において起こした戦争犯罪に対する謝罪と賠償なしには平和な歴史を生み出すことができないことは自明だ。
2015韓日合意を破棄して日本軍性奴隷制問題を解決しよう。
2015年、朴槿恵政権が行った2015韓日合意は被害当事者を排除して結ばれた拙速合意だった。現政府もまた合意に問題があることを認め、2015韓日合意の無効化を約束した。 しかし、約束は守られず、2015韓日合意はいまだそのままである。 被害当事者の声さえ反映しない合意、歴史を歪曲し、否定する勢力の手をあげてやった合意は正しい合意ではあり得ない。むしろ、私たちがこれから築いていく正義の歴史にとって障害になるだけだ。日本軍性奴隷制問題の真の解決を成し遂げるために、2015韓日合意の廃棄は必ず行わなければならない。
日本軍性奴隷制問題解決のためにより幅広い連帯の力を集めよう
韓国国民はこれまで日本軍性奴隷制問題解決のために着実に連帯の幅を広げてきた。 少女像撤去の試みに対抗して路上での座り込みをしたり、他の人々と手を取り合って水曜デモの場を守ったりもした。そして水曜デモが再び攻撃されているいまこの時、私たちはより多くの人たちと水曜デモを守り、日本軍性奴隷制問題解決のためにもっと多くの人々と力を集めなければならない。 もう一度市民社会の幅広い連帯をもって日本軍性奴隷制問題解決に力を集めよう!
日本軍性奴隷制問題解決を妨げる歴史歪曲勢力は直ちに嫌悪と差別を中断せよ!
日本政府は日本軍性奴隷制に対する責任を認め、公式謝罪、法的賠償を行え!
韓国政府は2015韓日合意廃棄し、被害者の名誉と人権回復のために行動せよ!
2022年3月2日
第1533回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜集会参加者および大学生歴史サークル連合一同
(訳 方清子)