〈韓国・ナヌムの家〉ハルモニ2人を含むCOVID-19の集団感染が発生。30日に新理事会発足予定、内部告発者への弾圧もエスカレートすると予想される
3月に入りナヌムの家でもCOVID-
さて大統領選挙が行われた翌日の3月10日、 ソウルにてナヌムの家臨時理事5名が辞任会見を開きました。 それを伝える連合ニュースの記事リンクを張っておきましたのでご 関心のある方はどうぞ。
この記事では辞任した理事たちによる曹渓宗に対する批判内容のみ が書かれていますが、 根本的に問題解決を難しくした原因は別のところにあります。
要はイ・ジェミョン候補による曹渓宗に対する忖度です。
京畿道知事だったころに実施したナヌムの家問題に関する民官合同 調査まではよかったのですが、 大統領選に民主党から正式に出馬が決まるや180度態度を変えま した。
今回辞任した臨時理事会の代表理事代行はイ・ ジェミョン氏と交友関係があり、 ナヌムの家を再び曹渓宗の手の内に戻すようイ・ ジェミョン氏から直接指示を受けてやってきた人物です。 この点は本人も認めています。
大統領選をめぐる政治の駆け引きの道具とされてしまったのがナヌ ムの家問題解決が遠のいていった原因です。 その余波がここの市民運動の現場にまで影響し、特にイ・ ジェミョン氏を大統領に当選させることを望む革新系勢力からのサ ポートがほとんど取り付けられませんでした。
今月30日には正式な理事会が発足しますが、 11名のうち8名が再び曹渓宗の僧侶、 3名の社外理事も曹渓宗の関係者で固めらることになると思います 。 同時に私たち内部告発をしたスタッフに対する弾圧や嫌がらせもさ らにエスカレートすると予想しています。
これでナヌムの家が再び過去のナヌムの家に戻ることはほぼ確実な