さようなら、ロラ!


先ごろ、100歳の誕生日を祝ったばかりのロラ・パシータ・アルカザレンさんをFacebookで紹介しました。 でも今日2月26日、ロラ・パシータは午前7時30分に私たちのもとから去ってしまいました。


2001年にロラズ・カンパ二エラ(Lolas Kampanyerasに参加した彼女は、苦難と勇気の物語を残して旅立ちました。


2020年以来、彼女と他のカンパニエラのメンバーはリラ・ピリピーナのケアを受けていました。


ロラ・パシータは、第二次世界大戦中の悲劇的な経験に打ち負かされることを拒んだ勇気ある女性でした。


17歳の時、日本軍に連行され性奴隷として拘束されました。


1943年1月に日本兵が駐屯地を離れた隙に、駆け出して脱出しました。


戦後、ロラ・パシータは結婚し8人の子をもうけました。1970年に夫が亡くなると、1人親として子供たちを育て上げました。


安らかに眠れ、ロラ!


深い敬意と感謝を込めて、あなたのことを決して忘れません。


(リラ・ピリピーナのFBより)




(1925年12月8日 生 2026年2月26日死去)

写真提供:ロラ・パシータ・アルカザレンの遺族 




(注)

★ロラ:タガログ語で「おばあさん」の意

★ロラズ・カンパ二エラ:「平和と補償を求めるおばあちゃんたちのキャンペーン」の意。

ロラズ・カンパ二エラは、2020年頃に、ネリア・サンチョさんが結成した団体。ネリア・サンチョさんは人権活動家であり、ガブリエラやリラ・ピリピーナの結成に関わった女性。2022年9月、惜しくも病のため亡くなった。

★カンパ二エラのロラたちが、リラ・ピリピーナでケアを受けるようになったのはネリア・サンチョさんの健康上の理由があったため。

★リラ・ピリピーナ(Lila Pilipina ) 1994年に設立された、フィリピン最初の「慰安婦」被害者当事者及び支援者の団体。

フィリピンには、リラ・ピリピーナ以外にマラヤ・ロラズとロラズ・カンパ二エラの3団体がある。