〈正義連〉第1742回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ 週間報告(2026.3.4)
先週、私たちはまたも戦争がどれほど無責任に、そしてどれほど容易に選択されるかを目の当たりにしました。トランプは、国際法的正当性に関する十分な検証も、外交的解決に向けた真剣な努力もなしに、武力を振りかざしてイランを攻撃しました。世界で最も危険な人物が、世界最強の軍事力をもって無慈悲な攻撃を敢行したのです。この強大国の軍事行動は、単に特定の国に対する事件に止まりません。国際秩序全体を不安定にし、さらなる報復と拡大戦争を呼ぶ火種になります。
戦争は男性中心の権力構造の中で決定されますが、結果として民間人の生活は無惨に破壊されます。病院や学校は破壊され、水や電気が途絶し、無垢な市民は死傷し避難民になります。国連や国際人権団体が何度も指摘したように、現代戦争の死者の大多数は軍人ではなく民間人です。その中でも女性や子どもは最も脆弱な立場に置かれ、女性の身体は恐ろしい暴力の攻防の場となります。私たちは日本軍性奴隷制の歴史を通じて、それをすでに知っています。戦争はいつも、女性の人権を最初に破壊してきたのです。
それにもかかわらず世界は戦争を止めず軍事費を増やしています。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると世界の軍事費は冷戦以来、最高額を更新しています。米国、中国、ロシア、そして日本とドイツは軍事費を大幅に増やしています。日本は「敵基地攻撃能力」保有を宣言し、防衛費を国内総生産(GDP)の2%に拡大することを公言しました。台湾近隣の南西島嶼地域でのミサイル配備計画もその延長線上にあります。日本の再軍備は、性奴隷制、強制動員、民間人虐殺などの戦争犯罪問題を清算することなく推進されています。この日本の再武装は、単なる防衛能力の強化ではありません。これは戦前のファシストが復活し、戦後の平和憲法体制を破壊し、軍事国家に回帰するという危険な退行です。
したがって3月8日国際女性デーは、さらに切迫した意味を持っています。3.8 女性大会は、戦争と軍国主義、家父長制的な国家権力に対する女性の連帯の歴史そのものです。女性の権利と平和は決して分離できません。戦争が続く限り、女性の人権は安全ではありません。
日本軍の「慰安婦」被害者の声が、まさにその真実を物語っています。「二度とこんなことが起きてはならない」という叫びは、過去に留まる言葉ではありません。今日、トランプの軍事攻撃と日本の軍事力を前に、私たちは同じ問いをしなければなりません。この戦争は誰のためなのか?何を残したいのか?誰の命を犠牲にするつもりなのか?
私たちは改めて明確に宣言します。戦争と軍拡競争に反対します。歴史否定と軍国主義の復活を糾弾します。日本軍性奴隷制問題の解決は、過去の正義を正すことであると同時に、今日の戦争を防ぐ平和の闘争でもあります。
正義記憶連帯は、記憶し、連帯し、行動し、軍国主義に断固として立ち向かいます。被害者の尊厳を守り、軍事力ではなく人権と正義が安全の基準となる世界を創るために、最後まで闘います。
正義記憶連帯 理事長 李娜榮(イ・ナヨン)
(訳 権龍夫)