〈正義連〉第1560回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ 声明書(主管 性売買処罰法改正連帯)
すべての人の尊厳が認められる日まで私たちは立ち止まりません。
今日も平和路での「平和」と「尊厳」に向かう叫びは止まらない。1991年、故金学順の告発以後、被害者の叫びはより強く、平和路での30年の水曜日は止まらなかった。日本政府は真実を否定し、社会は被害者たちに過酷だったが、真実と正義を願う世界中の市民の連帯はさらに強固になった。偽りは真実を隠せない。
日本軍性奴隷制被害者の叫びは過去に限定されない。女性に対する性搾取は形態を変えて現在も続いている。女性に対する性搾取を「自分の不運のせい」「仕方がない」と諦めることもあるが、日本軍性奴隷制被害者たちは決して諦めなかった。社会の非難に萎縮することもなかった。被害者たちは戦時下体系的な性奴隷制をつくった責任者として日本軍国主義を指摘し、日本政府を対象に真相究明、公式謝罪、法的賠償を要求した。被害者の叫びは平和の蝶となり、全世界の戦時性暴力問題を糾弾し、被害者を慰めた。他の被害者にとっても希望の蝶となった。
2022年現在、大韓民国は性売買女性が性売買を「自発的」にしているという理由で処罰する。社会の巨大な性搾取帝国を建設して「自発」と「選択」の罠を女性たちに仕掛け、性搾取被害の責任を女性たちに回す。しかし、私たちは知っている。 本当に問題なのは、女性が性搾取される構造をつくり出した私たちの社会であり、本当に必要なのは被害女性に対する処罰ではなく、搾取構造を解体することだ。
よって私たちは要求する。性売買女性に対する処罰をやめ、性売春問題に対する国家の責任を認め、性売買問題を解決しよう!
これが故金福童の平和、吉元玉の希望がこの地に実現される道だ。
私たちは日本軍性奴隷制の正義の解決のために以下のように要求する。
1.日本政府は戦争犯罪を認めて真相究明せよ!
1.日本政府は日本軍性奴隷制被害者に公式謝罪し法的賠償を行え!
1.韓国政府は日本軍性奴隷制被害問題に対して責任をもって解決せよ!
2022年9月7日
第1560回日本軍性奴隷制問題解決のための水曜デモ参加者および性売買処罰法改正連帯一同
(訳 方清子)