さる8月、日本軍性奴隷制問題の真実を歪曲し、これまでの運動を毀損してきた某教授が名誉教授として退職した。過去の発言に対する謝罪・反省もなく、現在も教壇に立って授業をしている。授業中にヘイト発言をしたり、学問の自由という名分で歴史を歪曲する教授たちは現在も大学内に存在している。教壇に立つ学者たちは、依然として学生たちにウソの歴史を教え、日本軍性奴隷制の正しい解決を脅かしている。学問の自由とは、歴史事実を歪曲して被害者たちに対して二次被害を与えることなのか?


真理の象牙の塔である大学内で、嘘でなく真実を打ち建てるように導くのは、まさに私たち学生に他ならない。私たち学生はヘイトと戦争が乱舞する世界で、平和と正義のために行動しなければいけない。


 

 日本政府は依然として正しく謝罪しないで、継続して問題を歪曲している。日本政府は教科書を改訂して日本軍性奴隷制問題の真実を隠し、問題解決に背を向けている。甚だしくは韓国政府に対し、歴史問題解決の解決策を提示しろという図々しい態度を示している。それだけでなく、独カッセル大学の平和の少女像に対して大学校側へ撤去を要請し、日本軍性奴隷制の記憶を消し去ろうとしている。これは自らの戦争犯罪事実を全く認定せず、さらに未来世代へこれを知らせないということだ。しかし未来世代はこれを座視しないだろう。カッセル大学の総学生会は平和の少女像を守るために活動しており、真実を知るために日本の学生たちも連帯している。

日本政府が幾ら歴史を否定して真実に顔を背けようとしても、結局、未来世代は真実に向って進むだろう。

 


だから、学生たちがより大きく声をあげなくてはいけない。

現在学生たちは、コロナ19の中で学校に通っている。オンラインからオフラインで学校へ通い始めたこの時期、いまこそ学生たちが直接学内でこの問題を叫び、知らせなくてはいけない。日本軍性奴隷制問題は過去の問題ではなく、いまの私たちの問題であり、私たちが主体的に解決すべき問題だ。私たち学生が、学内で平和を願う人たちと共に、問題解決の新しい歴史の波を巻き起こさなくてはならない。このような希望だけが、日本軍性奴隷制問題の正義ある解決と、戦争のない平和な世界を創り出していける。世界を変える主体として、平和ナビ・ネットワークの学生を始めとする全ての世代は、日本軍性奴隷制問題が解決するその日まで先頭で声をあげるだろう。

 


一、日本政府は戦争犯罪を認定し、法的賠償・公式謝罪を行なえ!


一、歴史否定勢力は日本軍性奴隷制問題に対して歴史歪曲とヘイト発言を中断せよ!


一、学生が先頭に立って日本軍性奴隷制問題を解決しよう!


 

2022914

1561回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ参加者・平和ナビネットワーク一同

 (朗読;李ウンギョン・平和ナビネットワーク中央執行部)

 

 (訳 権龍夫)



主幹団体紹介

 平和ナビ・ネットワークは日本軍性奴隷制問題解決のための全国大学生連合の同友会で、記憶する、共にするを基調にして活動しています。大学構内で日本軍性奴隷制問題を知らせ、学友たちとこの問題解決に共にする心情で始めた平和ナビは、大学を超えてこの社会で大衆たちと共に日本軍性奴隷制問題の解決を訴えました。寄付マラソン「平和ナビ:RUN」、8.14日本軍「慰安婦」記念日「平和ナビFESTA」を行い、被害者の声を伝え、日本軍性奴隷制問題解決を共にしようとする心情を集めました。