去る1026日、アメリカの有力日刊紙であるニューヨークタイムズは日本軍「慰安婦」被害事実を最初に告発した韓国の故金学順ハルモニを訃報記事を通じて紹介した。







1851年以後、まともに報道できなかった世界の重要人物を訃報の形式で回顧する記事として作成されたものです。

 


「被害者がこうやって生きているのに、日本政府がどうしてそんなことはなかったと言うことができるのですか」と世の中の人々に向かって真実を叫んだ金学順ハルモニの「#Me  TOO」は、当時息を殺して生きるほかなかった日本軍性奴隷被害者たちに沈黙を破る勇気を与え、家父長制度の陰で韓国の歴史に埋もれていた真実に向き合わせてくれました。

 



日本軍性奴隷制問題解決のために全国と世界各地でこの30年間、1500回余りも叫んできた「法的賠償、責任者処罰」という変わらない要求は和解と平和、正義へと向かうための私たちの明確で常識的な叫びでした。




この世で、この叫びに目を背け、知らないふりをして認めようとしないのはただ日本政府だけです。




反倫理的で暴力的な過去を反省もせず、未来を云々して同伴者であることを求める隣国である日本は、今からでも正確に自らが犯した残忍で惨い過去を認めて過酷な歴史を生き延びた被害者に謝罪し、ひざまずかなければならないでしょう。




私たちの未来である子どもたちの歴史教科書に正しく記録し、歴史と被害者を記憶する持続的な教育を行い、再発防止を約束すること、それがまさに未来の同伴者としての礎石になるでしょう。

 



現在、私たちのもとに残っておられる高齢の13名の生存者の方々に今からでも「希望」の便りを伝えることが残された私たちがやるべき義務でしょう。

希望の知らせを伝えるために今後も引き続き共に連帯し、行動することを約束し、日本政府に次のように要求します。

 



一、日本政府は侵略戦争の過去の歴史を認めて被害者に公式謝罪せよ!


一、日本政府は被害者の人権と名誉が回復されるよう法的な措置を直ちに履行せよ!


一、韓国政府は正しい歴史認識を教えて広めることに勤めよ!


一、偏見や差別のない社会のために努力し、祈ることを約束する!

 



2021113



1516回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜集会参加者および

キリスト教大韓監理会 女性教会全国連合会会員一同




〈YouTubeで見る場合〉https://youtu.be/blEkeeyI7Eg