マスコミによる無差別な疑惑提起と保守体の告訴・告発に始まった検察の捜査が、2カ月を越しています 。


520日、水曜デモの直後に正義連の事務所と「戦争と女性人博物館」に押しかけた検察、直後の衝撃的な麻浦(マポ)所在シムトへの家宅索以降も、正義連は、公正かつ迅速な捜査を願って、積極的に検察に協力してきました。



数十個の質問項目の書面質疑書に回答え、週に何度も考人として出席し終日を費やして調査にも臨みました。検察が査の方向性を変更して捜査象と範囲を拡大させた中、会計担者はさることながら、被害者支援業務の担者、療養保護士(介護士)、被害者の遺族、寄付した諸団体の代表ら、かつて挺/正義連と少しでもかかわったことのある多くの方が、察の電話や呼び出しにじ、誠に回答してきました。怒りと無念さをぐっと押さえ、失望と痛みは敢えて感じまいと努めながら日のように察の要請にえてきました。



繰り返される質問、あまりにも分かりきった質問、理解に苦しむような質問、はっきり見え透いた意図の質問にもいちいち答えてきたのは、大韓民察の良心と能力を信じたからでした。理不尽な始まりであったとしても、少なくとも常識水準の結論は出してくれるだろうと信じたからでした。


親切な応対と積極的な協力は、行き過ぎたことだったのでしょうか。


5年前に退職し、地方で子育てをしながらかに暮らしている挺協の元活動家が、被疑者として召喚されることが最近起こりました。調査の緊急性が問われる人なのか、考人調査の必要性も不明な人を、察は、考人としての出席を通知した翌日に、被疑事はおろか罪名すら告知せずに被疑者として立件しました。



協力を求めたいはずの考人を、逮捕などをほのめかしながら脅迫し、被疑者に切り替えて迅速に立件した事は、を持ち起訴占している察が自らの限を用して、市民に人侵害を働いた行ではないのですか。

人権侵害的な査の慣行にブレキをかけ、憲法と法律に保障された市民の基本権を保護するために、法務部が規定に定めた人保護査準則を、検察自ら違反した行為ではないのですか。


30年余りの間、あらゆる外に耐えながら史否定論者や過ちを否定する者に抗して大韓民史を書き換えてきた小さな市民体に対して、到底晴らせぬ汚名を着せることで、市民団体が自ずと自責しながら挫折し、ついには倒れてしまうことまでを望んでいるのですか。



私たちは今回の査の過程で、すでに一人を天に見送った後も、病院に入院したり、心理相談を受けけています。もっと多くを傷ませ、傷つけ、死に至らしめたいわけではないはずですよね。



察に要請します。小さな誤りとミスを自ら認め内なる刷新に取り組んでいる正義連を、これ以上傷つけないでください。
ある被害者たちと世界の市民が共に大切に築きあげた塔を崩さないでください。
強引な粗探し的な捜査、底引き網で掻き集めるかのような捜査を中してください。


これまでの検察の重苦しく暗い史を振り捨て、人にやさしい姿を示してくださるよう切に訴えます。



市民に心から尊敬される新しい大韓民国の検察とともに、歴史を書き換えるこの場に立てるようになることを願います。



2020722
正義記憶連帯 理事長  李娜栄(イ・ナヨン)