ナヌムの家より:ドイツ・ベルリンの市民から声明
先日、ドイツ・ベルリンで暮らす市民の皆さんから、ナヌムの家現運営陣に対し退陣を要求する声明書を送ってくれましたので、関係者に許可を取り日本語に訳したものを以下に張り付けておきました。
前回の日本の皆さんからの合同調査団への嘆願書と同様、ベルリンでもわずか数日の間に声明書を作り送ってくれました。韓国外からもナヌムの家正常化に関心を持ち支持してくれる人たちがいるのは本当に強みになります。
【ナヌムの家関係者、新運営陣へ】
私たちは韓国とドイツにおいて日本軍「慰安婦」被害女性たちと共に活動する矢嶋宰を支持する、現在ドイツで生活する彼の友人たちです。
この間矢嶋宰がドイツで日本軍「慰安婦」被害者問題を国際社会に伝えるため尽力した活動のすべてをここでは列挙しません。一つだけ明確なのは彼の写真を通して「慰安婦」問題に触れることで再び考え積極的に行動する契機となったと自認する多くの海外同胞を含むドイツの市民たちが、ナヌムの家で今現在起きていることを見守っている、ということです。
また、昨年3月からナヌムの家の問題を解決しようと努力する公益情報提供者のみなさんを積極的に支持することを表明すると同時に、最近のあなたがたによる公益情報提供者に対して犯した横暴な行為に対し強く抗議するため、この手紙を書きます。
この間に起きた厚顔無恥な出来事のすべてをここで書き記そうとは思いません。しかし公益情報提供者たちとハルモニ達がお互い会えないようにするのは即刻中止してください。自らの良心に問いかけてみてください。ハルモニ達と長い間共に闘ってきた多くの人たちのことを記憶に刻んでください。事態が今後も悪化するようなら、多くの人々は黙っていないでしょう。
国内だけでなく国外からもナヌムの家問題の行方を真剣に見まもり、一日も早く無法地帯と化したナヌムの家がハルモニ達と市民たちの意とするような完全に正常な状態で運営されることを待ち望んでいますが、いまでも居座り続ける理事たちによる落下傘式人事でやってきたあなたたちにはナヌムの家を運営する資格はありません。
一日も早く自らの身を引いてください。
私たちは以下の要求をします。
1:ハルモニ達が亡くなった後もハルモニ達の生活館を日本軍「慰安婦」問題の歴史の一部として永久に残すことを強く要求し、ホテル式療養施設建設に対し反対します。
2:ナヌムの家の現在の法人を解散し、一宗教団体が独占的に進行する事業ではなく公益法人として再編成するとともに、歴史の現場という本来の目的に応じてナヌムの家が運営されることを要求します。
一日も早くハルモニたちが幸せに過ごすことができるナヌムの家になることを切に願い、国民請願時に公益情報提供者により作成された要求事項を私たちも積極的に支持し連帯します。
1:「社会福祉法人大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」は寄付金品法に則した登録もせず20年以上にわたりおよそ118
億ウォンを超える寄付金を集めました。そして定款から日本軍「慰安婦」被害者のための事業目的を削除した後も、被害者の生活の安定と福祉のために使うと広報し寄付金を集めてきました。これらの集金行為と寄付金の使用内容に違法性がないか徹底的に捜査してください。
2:「社会福祉法人大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」は現在でも国民の意に沿って定款内容を変更するといっておりますが、その変更するという定款自体の公開さえも自らしていません。このまま国民の寄付金が「社会福祉法人大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」の事業に使われることがないようにしてください。
3:「社会福祉法人大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」がこのように無法地帯でいることができたのは、管理監督機関である広州市と京畿道そして捜査機関等のによる幇助があったがゆえ可能なことでした。現在でも広州市と京畿道そして捜査機関はすべての立証責任を私達情報提供者に押し付けています。私たちがまるで嘘つきであるかのように事実であることを立証せよと迫ってきます。責任ある綿密な調査がとりおこなわれ、私たちもまだ知りえない部分まで明らかにしてください。
4:再びこのようなことが繰り返されないよう関係公務員の職務に対しても綿密な調査をおこない関係者を処罰してください。
5:「社会福祉法人大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」の理事たちはすべての責任を施設の運営陣二人に押し付けています。現在も法人が新たに採用した二人を介して公益情報提供者を苦しめています。すべての事態の責任は法人理事たちにあります。彼らは慰安婦被害女性たちを前面に立たせることで己が偉大な人権活動家であり歴史的任務を遂行しているかのように広報してきましたが、実際は全くそうではありませんでした。このような最も責任ある者たちは反省もせずにこの事態が自然と鎮静化するのを待ち望んでいます。この者たちが再び寄付金の所有者のふりをすることができないようにしてください。
私たちはナヌムの家の問題が解決されるまで見守り続けると同時に、遅々として問題解決が進まない場合は私たちの国内外ネットワークのすべてを動員して問題を再公論化させることに全力を尽くすつもりです。
ハルモニ達が残された時間を幸せに過ごせるよう問題を直視し行動してくださることを切にお願いいたします。
2020年7月26日
矢嶋宰と公益情報提供者たちを支持する、
カン・ソク、カン・ソンウン、カン・ジョンスク、カン・ホジェ、コ・ユンシル、コ・サンナム、クォン・ミヨン、クォン・オボク、キム・ギョンテ、キム・ナムスク、キム・リナ、キム・ムア、キム・ミリ、キム・セボム、キム・ソンア、キム・スヤ、キム・スニム、キム・アイル、キム・イェチャン、キム・ヨンファ、キム・ユガ、キム・ユジョン、キム・ユヒ、キム・ウネ、キム・イクチェ、キム・ジェムン、キム・チュヘ、キム・チヘ、キム・チヒョン、キム・チニャン、キム・チニョン、キム・ヒョンジョン、キム・ヘリム、ナ・ギョンテク、リュ・ソヨン、モク・チナク、ミュンヘンでセゥオル号を記憶する人々、ミュンヘンの春、パク・キチュン、パク・ノヨン、パク・ドンス、パク・ミンジ、パク・サンファ、パク・ソンシク、パク・ソジン、パク・スミ、パク・ヨンギュン、パク・ジョンスク、パク・チョンジャ、パク・チュミ、ペク・ムヒョン、ベルリン労働教室、ソ・ボムソク、ソ・ボッキ、ソ・ウィシル、ソ・ウィオク、セゥオル号を記憶するベルリン行動、ソ・ソリ、ソン・オジン、ソン・ジョンヨプ、ソン・グミ、シン・ギュハ、シン・ミヘ、シン・スンヒ、シン・ジョンナム、シン・ヒョジン、シン・ファワン、シム・ジョンス、アン・ヨンオク、アン・チャジョ、ヤン・ジェイン、オ・サンミ、オ・ヘムン、ユ・ミネ、ユ・ソンヒョン、ユ・ジェヒョン、ユ・ヒョンスン、ユン・ヨンタク、ユン・ウンソプ、ユン・ジノク、イ・ガジン、イ・グヨン、イ・ミヘ、イ・ミンジェ、イ・スビン、イ・スウン、イ・スルギ、イ・スンジェ、イ・シアン、イ・アラム、イ・ヨンジョン、イ・ヨンジ、イ・ジョンヒ、イ・ジョンヒョン、イ・ジュヒョン、イ・ジエ、イ・ジヒョン、イ・ジェウン、イ・ハンナ、イム・タヘ、イム・パク・ファジャ、イム・ソナ、イム・ヘジ、チャン・ギョンオク、在独韓国女性の会、チョン・ヌリ、チョン・クムスン、チョン・ソヨン、チョン・スニョン、チョン・スンミ、チョン・ユジン、チョン・チウン、チョ・スジョン、チョ・チニ、チョ・イェミ、チェ・ミョンス、チェ・ヘゥオン、チェ・キワン、チェ。ソンムン、チェ・ヨンスク、チェ・ウンミ、チェ・チヨン、チェ・テホ、チェ・チャンスク、チェ・ヒョニ、韓国民衆文化の会、韓民族欧州連帯、ハン・サンウォン、ハン・ジョンファ、ハン・チュヨン、ハム・ドンス、ヒョン・ヘソク、ホン・ミョンジュ、ホン・ウナ、ホン・チャヘ、ファ・ソヨン、
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ドイツ、ベルリンより