今日の週間報告は簡潔にさせていただきます。

先ほど、正義連のスタッフから、8月12日の世界連帯集会記者会見と8月14日のメモリアルデー文化祭に参加していただきたいとの呼びかけがありました。
いま私たちは多くの時間をさいてメモリアルデーの準備に取り組んでいます。


メモリアルデーの二日前にあたる8月12日、連帯水曜集会の記者会見を、各自の場所で共同で主管し共にしたいと、多くの団体から連絡をいただきました。

水原(スウォン)、馬山(マサン)・昌原(チャンウォン)、統営(トンヨン)・巨済(コジェ)、そして海外各地で、共に記憶し、共鳴し、その響きを共に広めるために、映画祭や文化祭など様々な行事を準備しておられました。


金学順(キム・ハクスン)ハルモニと、さらなる多くの「金学順」たちを思い浮かべながら、彼女たちの語りを引き継いでいる私たちとは、正義連を越えた、今日を生きる数多くの女性や若者、市民です。逆らえない歴史の流れと、連帯を感じます。心がじんときました。


また、正義連の関係者らは、この一週間も変わりなく検察の召喚調査を受け続け、予定されていた召喚調査の日程もこなし続けています。数年間にわたって取り組まれた数多くの事業や執行について、検察は微塵たりとも見逃すまいと言わんばかりに数多くの書面質問をしており、今日も私たちはその質問に対して一つひとつ回答を書き込んでいます。


それでも、実に多くの方々が送ってくださった連帯の力に支えられ、私たちの立っている場所の大切さに気づいていますし、その意味を知っているからこそ、しっかりと堂々と進みたいと思っています。日本政府の否定、歴史修正主義者の歪曲にも堂々と立ち向かい、同時に、時流に便乗したあらゆる不当さに対してもそうします。


マスコミに訂正報道などを求めてきたことについては、皆さんご存知かと思います。
いくつかのメディアに報道され、正義連からもSNSを通じてお伝えしましたが、これまでの経過をもう一度申し上げます。

言論仲裁委員会に対して、私たちは13件の記事の訂正報道を申請し、このうち11件の記事について訂正報道を掲載するよう調停が成立、または強制調停がなされました。残りについては、法廷で争っていきます。


事実をわい曲した記事が掲載されたとき、数多くの人々がその記事を読んだはずですが、その記事に対する訂正報道が掲載されてもほとんどは知らないままです。

それでも、残念ではあっても、急がず、長い目で一歩一歩進もうと思います。

これまでは紙面やインターネット記事を中心に対応してきましたが、今は放送の報道をチェックし、問題が深刻だと判断されるものに対する提訴も検討しています。

正せることについては、時間がかかっても一つひとつ正していきます。

どうか引き続き、関心を持って見守ってください。

8月14日のメモリアルデーも記憶にとどめ、ぜひともご参加ください。

ありがとうございます。


2020年7月29日
正義記憶連帯 事務総長 韓京姫(ハン・ギョンヒ)