<御礼>ベルリン市の「平和の少女像」の撤去を求めた日本政府に対する抗議に賛同して下さった団体・個人のみなさま
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動は、10月13日、ベルリン市の「平和の少女像」の撤去を求めた日本政府に対して抗議し、首相官邸前での抗議行動を行いました。
菅政権による露骨な「撤去要請」は、日本軍「慰安婦」を生んだ加害国として恥ずべき行為であり、戦時性暴力の根絶と平和を願う被害者たちと世界中の市民を冒涜するものです。
日本政府への抗議文には、急きょの取組みにも関わらず、124団体、1860名の賛同が集まり、当日官邸前に集まった50名の市民と共に、内閣府に怒りの意思を伝えました。
また「全国行動」は、ベルリン市ミッテ区のシュテファン・フォン・ダセル区長宛てにも、「少女像撤去命令の撤回を」要請しました。これに対してミッテ区長からは、14日、「モニュメント撤去の期限は無くなりました」「ミッテ地区役所は当分の間、これ以上の決定は行わず、行政裁判所の基本的な評価が得られるまで待つことにします。私たちはこの時間を利用して、この複雑な紛争に関与しているすべての関係者の主張と同様に、私たち自身の主張をもう一度徹底的に吟味します」「ミッテ地区役所は、時間、場所、加害者を問わず、女性に対するあらゆる形態の性的暴力、特に武力紛争における女性に対する性的暴力を非難します」との返信をいただきました。
日本でのミッテ区長への要請賛同は、122団体、1913名でした。世界中の市民の力がミッテ区長を動かしたといえます。
賛同された団体、個人の皆さまに、改めて御礼申し上げます。
今後、まだまだ予断は許せませんが、『ベルリンの「平和の少女像」を撤去するな!戦時性暴力の根絶を!』の市民の声を大きくして、歴史否定の菅政権による妨害を跳ね返していきましょう!
尚、詳しい情報は、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動のHPをご覧ください。
官邸前で抗議集会と署名をそえた抗議文を内閣府に提出。
2020年10月15日
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
Email:i_zenkokukoudou@yahoo.co.jp
http://restoringhonor1000.info