【ニュースデスク】入力 2020-10-08 19:53 | 修正 2020-10-08 20:20 MBC

https://imnews.imbc.com/replay/2020/nwdesk/article/5935000_32524.html


◀アンカー▶

ドイツの首都ベルリン市が都心に建てられた「平和の少女像」を撤去するよう命じました。

撤去しなければ強制執行し、この費用を請求するとも明らかにしました。

日本の外相が最近、ドイツ政府に撤去を求めるなど執拗に圧力をかけてきたのです。

ベルリン市が明らかにした撤去命令の理由とその背景をナ・セウン記者が報道します。



◀  レポート  ▶

先月25日、ドイツ・ベルリン市の中心地ミテ区に「平和の少女像」が建てられました。

ドイツで3番目の少女像ではありますが、公共の場に建てられたのは初めてで注目を集めました。

現地の韓国人市民団体「コリア協議会」が主導し、区役所の許可を受けて設置したのですが、許可を出していたミテ区役所が今日、突然この団体に撤去予告状を送りました。

今月14日、つまり一週間以内に自主撤去をしない場合、強制執行してその費用を取り立てるということです。

撤去の理由としては、事前に知らせなかった碑文を設置したことが挙げられました。

碑文には「第二次世界大戦当時、日本軍がアジア・太平洋全域で女性を性的奴隷として強制的に連れて行った」、「生存者らの勇気に敬意を表する」という言葉が綴られています。

この碑文が「日本に反対するという印象を与える」と、後になって問題視したのです。

ミテ区役所のこのような措置は、日本政府がドイツ政府に撤去を要請してから数日後に出されたものです。

官房長官は少女像設置直後、「遺憾なことだ」として直ちに撤去に乗り出すと述べ、茂木外相はドイツ外務大臣に直接撤去を要請しました。



[茂木敏充/日本外相(今月6日)]

「(ドイツ外相と少女像に関する)やりとりはありました。 ベルリンの街にそういった像を置かれることは適切ではない、そのように考えます。」


その後も、日本政府は現地公館などを動員し、ベルリン州議会、州政府、ミテ区などに対してロビー活動を行ったといいます。


 [キム・ヨンホ議員/外交通商委国政監査(昨日)]

「日本の右翼勢力も地元の官庁に抗議メールを送り続け、公務員を疲れさせ、結局、市民団体の方々が少女像を撤去することになった。」


 市民団体側は少女像を説明するためには、歴史的背景が欠かせないとし、ドイツ側が今になって碑文を問題視することに反発しました。


 [ハン・ジョンファ/コリア協議会代表]

「これを撤収してほしいという過程でも、一言も対話を交わしておらず、一方的にその手紙を通知してきた。」


この団体は記者会見を通じて、日本政府の圧力で少女像が撤去の危機に置かれている事実を知らせ、現地の他の市民団体と連帯して阻止すると明らかにしました。


MBCニュースのナ・セウンです。(映像編集:イ・ジョングン)

(訳:Kitamura Megumi)