ナヌムの家の矢嶋です。


 まずはイ・オクソンハルモニですが、9月10日に体調を崩してソウル大病院へ搬送、検査を受け初期の脳梗塞と診断されました。精密検査を受け脳梗塞のほうも後遺症はないと担当医が判断し翌日にはナヌムの家に戻れる予定でした。




しかしナヌムの家運営陣は家に帰りたいと言っていたハルモニを曹渓宗と関係のある東国大学関連病院に療養を理由に再入院させました。最初はナヌムの家への帰宅を望んでいたハルモニも複雑な状況を察してか、最終的には東国大関連病院への再入院に同意し、現在もこの病院にいます。


ところが病院側はコロナを理由に一切の面会を拒否。当然私たちもそれ以来面会できていません。運営陣側で雇った看病人がハルモニについているのですが、この人に電話をしてもつながらない状態が長く続きました。私たち内部告発したスタッフからの電話は受けるなと言われているようです。ハルモニ達を支援している女性家族部と関係のあるものだとこの看病人にテキストを送り、おとといほぼ10日ぶりにようやくハルモニとビデオチャットができました。血圧が少し高いということでしたが、通話した時間帯が夕方だったせいもあってかすこし疲れた様子でした。


また「イ・オクソンハルモニがいい病院へ療養入院している」と聞かされたソンリサンハルモニもこの病院への入院を希望し現在も入院中です。ソンリサンハルモニとも連絡がなかなか取れません。入院中のハルモニ達と電話連絡さえ自由にとれないという状況は、これまでなかったことです。


昨日はイ・オクソンハルモニと看病人の電話を使ってビデオチャットをしましたが、「早く帰りたいのに病院が出してくれない」と私たちに訴えてきました。看病人は「こっちもいそがしい」と私たちとハルモニが話をしている最中に一方的に電話を切ってしまいました。


しばらくしたらハルモニ達がナヌムの家にもどるという話もあるようですが、それも不確かなので何とも言えない状況です。


ナヌムの家に戻るかどうかはハルモニ達が決めることですが、せめて自由に連連絡が取れるようにせねばなりません。この件も監督機関等へ問題提起する予定です。