今日は第1459回目の水曜集会記者会見の日であり、秋夕(チュソク)の連休が始まる初日です。今日も変わりなく水曜集会に参加してくださった皆さん、ありがとうございます。誰も疎外されることなく、共に幸せなに過ごせる秋夕となるよう願って、中秋のご挨拶とさせていただきます。 


 



2020年5月7日、被害者であり女性人権活動家であるイ・ヨンスさんの記者会見以降、韓国の保守メディアは正義記憶連帯(以下正義連)に対して様々な疑惑を提起している。


しかし、これらの報道の大部分は事実ではない、もしくは偽のニュースであることが明らかになっており、そのうちの一部は言論仲裁委員会による調整も受けた。一連の過程において韓国言論の混乱が露見したにもかかわらず、検察はユン・ミシャン議員と正義連活動家を法廷に立たせた。国際フェミニスト研究者と活動家のネットワーク、バンディ[1]は検察の不適切な起訴を強く糾弾する。

 

  ナヌムの家より矢嶋です。


今月に入り運営陣によるハラスメントや嫌がらせ等がエスカレートしており、しんどいなか業務を続ける日々が続いております。




  


 日本の菅義偉政権が公式に発足しました。内閣の面々を見ると、前首相の内閣の主要人物らが陣取る中、日本帝国敗戦日の8月15日に靖国神社を参拝する極右人物までが含まれており、憂慮に堪えません。自ら公言してきたように「安倍政権の継承」の意志をはっきりと示しているようです。万が一「戦争のできる国」への移行を図る改憲を進めたりすれば、韓日関係は取り返しがつかなくなるでしょう。幸い菅新首相が「実用主義的傾向」を持ち、日本国内からの様々な注文も出ていると伝えられているので、期待を捨てはしまいと思います。韓国政府もまた、歴史問題の解決という原則を前提に「未来志向的かつ互恵的な実質の協力関係」を目指すとのことなので、見守ってみようと思います。ただ、状況ごとの弥縫策がもっと悪い結果を招いてしまった過去を想起します。





      ナヌムの家より矢嶋です。

   

・9月10日、イ・オクソンハルモニがソウル大病院へ入院しました。数日前から体調を崩しつつああたので、病院で検査を受けたところ初期脳梗塞との結果が。しかし早期の治療を受けたので後遺症も残らないだろうとのことです。ナヌムの家に戻ってもいいという担当医師の話でしたが、大事を取ってしばらく入院することに。しかしナヌムの家の運営陣により曹渓宗関連の東国大学病院に移送されそこで現在も入院生活をしています。


女性国際戦犯法廷20周年オンライン国際シンポジウム

詳細

女性国際戦犯法廷20年オンライン国際シンポジウム

女性国際戦犯法廷の判決/証言を未来にどう活かすか

~いまこそ性暴力不処罰と植民地主義を断ち切るために~


 78ヶ月に及んだ安倍政権が終わり、菅義偉氏が新しい自民党総裁に就きました。安倍氏ほどの歴史修正主義者でないとはいえ、自ら「安倍首相の政策を継承することが使命」と自任する人物です。1965年には韓日請求権協定が韓日関係の基本だとし、安倍政権の基調をくり返すとの立場も表明しました。新内閣を構成する人物の面々にも、安倍首相の影が色濃くかかっています。

 

正義連は改めて確認します。


 
正義連は、この一週間も、メディアの歪曲報道に対応しながら、日本軍「慰安婦」問題の解決に向けた活動を変わりなく続けてきました。


 








「疑惑」の核心部分は全て不起訴

 9月14日、韓国検察が「挺対協・正義連に関わる告発事件捜査結果」を発表した。5月14日以降、団体や個人から出された17件の告発事件についておこなった捜査の結果、尹美香議員(正義連前理事長)と他1名を在宅起訴した。しかしその中身を見ると、この間「疑惑」の中心となってきた問題については大部分が容疑なしで不起訴になったことが分かる。

女性人権運動家イ・ヨンス、

「少女像撤去の主張は歴史の罪人」


民衆の声(2020-09-14 )より

カン・ギョンフン記者



検察が、正義記憶連帯関係者と尹美香 共に民主党議員を詐欺などの容疑で起訴した。 これまで提起された疑惑のうち、相当数に対して容疑なしとする処分を下しながらも、一部の内容については、これまである程度、解明されてきたにもかかわらず、無理に容疑を構成した状況がうかがえる。


  
本日、検察は私と挺対協常任理事を在宅起訴するという内容の捜査結果を発表しました。


この3ヵ月間、私と団体、そして活動家たちは誠実に捜査に臨み、充分に釈明しました。にもかかわらず在宅起訴を強行した検察の捜査結果発表に対し深い遺憾の意を表明します。

 


2020年9月14日、検察は「挺対協・正義連関連告発事件捜査結果」を発表しました。 これにより検察捜査の契機となったいわゆる「正義連会計不正疑惑」はその殆どが法的には問題にならないことが判明しました。「補助金および寄付金有用」など、去る4ヶ月間無差別的に提起された疑惑が根拠のない主張に過ぎないということが明らかになったことで、あらためて虚偽報道などに対する言論の責任ある姿勢を問います。

不起訴の主要内容

補助金・寄付金の内訳、ずさんな公示には処罰規定なし

法改善を提起することに

安城憩いの場の安値売却は不起訴処分

ハンギョレ2020-09-12 より


「ナヌムの家」内部告発者の矢嶋さんの話 

ハルモニ一人一人の人生を写真で記録し、歴史として残してきたが 

内部告発後、「日本人出ていけ」という横断幕が掲げられる 

彼が真に望むのは「慰安婦」被害者の尊重と歴史の保存

 


京畿道広州市退村面のナヌムの家の入り口には、ここで生活し亡くなった日本軍慰安婦被害者の胸像がある。矢嶋さんがその間に立っている=広州/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社


 

  ナヌムの家より矢嶋です。


この間いろいろありまして時間取れず皆さんにナヌムの家の 現状をお伝え出来ませんでした。ご理解ください。

  


正義連、メディアの虚偽報道による名誉棄損に、1億ウォン請求の提訴!

<朝鮮>(TV朝鮮、朝鮮日報)と<東亜>(チャネルA、新東亜)を相手取り、

ソウル中央地方法院に訴状を提出

  京郷新聞より(写真も) チェ・ミンジ記者  2020.09.07  



 日本軍'慰安婦'被害者福祉施設のナヌムの家の実態が公益通報者らの告発で世に知られてから100日余りがすぎた。 京畿道官民合同調査団が17日間調査し、先月発表した結果は、これまで提起された疑惑のほとんどが事実であることを示している。 しかしナヌムの家の法人はこの結果が「歪曲」だとして反発している。公益通報者に対する攻撃も続いている。 ナヌムの家はどこへ行くのか。


  


202094

 

<朝鮮日報>のキム・ジョンファン記者は、本日(94)付の記事「[単独]協、前回公示になかった8億ウォンはどこから出てきたのか」において、「『ずさん会計』問題が浮上した挺身隊問題策協議(挺対協)が先月31日、国税庁のホムペジに再公示した内訳で、以前の公示資料になかった約8億ウォンという大金が突然追加されたことが今月3日確認された」とし、「一部には『挺協が隠していた秘密資金ではないか』という指摘もある」と疑惑を提起しました。


登録 2020.9.2 17:52 承認 2020.9.3 



リュ・グァンオクㅣ弁護士・ナヌムの家公益通報者代理人



「韓国人はいい人だということはよく知っています。」


ナヌムの家から追い出され、退村のあるモーテルで荷物を解いたというマリオに「あまり悲しまないで」というメールを送ったところ、このように答えてきました。 深夜0時を過ぎていました。

2020年7月25日付『ふぇみん』掲載記事より


             無責任な報道に流されず

             私たちがどう応答するか




「正義連の会計不正疑惑」という文言が一人歩きしている。


韓国の保守メディアが量産する「疑惑」報道の根拠が、5月7日の李容洙さんの記者会見にあると思い込んでいる人も多いようだ。日本でも、李容洙さんによる「衝撃的な暴露記者会見」などと括り、「元慰安婦は利用された。私たちを裏切って、国民を裏切って、全世界の人々を裏切って騙したと告発した」と、韓国報道にもないような文言までつくりだして垂れ流すテレビや雑誌が出始めている。

オーマイニュースより(20.9.3) キム・シヨン記者



放送審議委員会放送小委決定、全体会議に提議 TV挑戦は勧告決定



写真:チャンネルA<キム・ジニのぶっちゃけトークショー>は去る5月11日放送で「金福童奨学金」議論を取り上げた。放送通信小委は9月2日、この放送が客観性に違反したとして法定制裁である「注意」意見として全体会議に提議した。



「金福童奨学金」をはじめ、麻浦区平和のウリチプ所長死亡、李容洙ハルモニ背後説など正義連関連放送・報道が法定制裁を前にしている。

 聯合ニュースより(2020.9.2)


2011年の浸水被害写真を現在の状況として放送したYTN「勧告」



放送通信審議委員会が故金福童ハルモニの弔慰金などでつくられた奨学金と関連し、疑惑関連の対談を放送したチャンネルAが客観性に違反したと判断し、法定制裁を下すものとみられる。

2020.08.31 ソウル経済より

31日、京畿道広州市のナヌムの家で内部告発職員らとホイッスル財団のイ・ヨンギ理事長が国民権益委員会の「公益申告者保護措置」引用決定関連記者会見を行っている。(聯合ニュースより) 



日本軍慰安婦被害者支援施設「ナヌムの家」の内部告発の職員たちは31日、国民権益委員会が、自分たちを公益通報者に認め保護措置の申請を受け入れたことに関連し、施設運営陣の辞任を要求した。 


公益通報者支援団体である「ホイッスル財団」主催で同日、ナヌムの家の広場で開かれた記者会見で、内部告発の職員たちは「施設運営陣は権益委の決定に対して責任を負う姿を見せなければならない」と交替を促した。



内部告発の職員7人を代表するキム・デウォル学芸室長は「現在の運営陣はみな、ナヌムの家の問題が公論化された後に来た人たちであり、また『理事会僧侶ら』と関連した人々で'慰安婦'問題とは何の関連もない人たち」とし、「理事陣の特殊関係者である運営陣は公益通報者たちを苦しめて追い出し、蓄えた後援金を守ろうとする目的しかない」と指摘した。



また「現在の運営陣がナヌムの家を正常化できる人たちなのか、必ずきちんと検討しなければならない」とし「もしこれを理事陣に任せておくならばナヌムの家の問題は決して解決されず、むしろ今よりさらに悪化するほかない」と強調した。


ホイッスル財団理事長のイ・ヨンギ弁護士は「僧侶が主軸のナヌムの家法人理事会も公益通報者弾圧に対する責任を痛感し、市民社会の要求に従って直ちに辞任するのが常識に合う」と主張した。



ナヌムの家法人「大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」の理事は計11人で、一般社外理事3人を除く8人が曹渓宗の僧籍を持つ僧侶だ。


ユン・ジョンヨル記者 yjyun@sedaily.com


(拙訳:Kitamura Megumi )


〈原文〉

https://m.sedaily.com/NewsView/1Z6SLGEXOI#cb

 

まず、8月29日、日本軍「慰安婦」問題の正義なる解決を生前に見ることなく天に召されたイ・マクタル ハルモニのご冥福を祈り、苦痛のないところで安らかに憩われますようお祈りいたします。

           2020828



    正義記憶連帯の立場

<TV朝鮮> <MBN> <YTN>に対する放送通信審議委員会の法定制裁について

 

「平和の我が家」の故・孫英美(ソン・ヨンミ)所長の死亡ニュスを取材し、自宅の鍵穴から家の部を撮影して放送したTV朝鮮、MBNYTNに対して法定制裁が進められると伝えられているが、これは実に妥な決定である。

 


 こんにちは。コロナ禍の時間が私たちの心と身体まで凍りつかせないよう願いながら、今日の1454回水曜集会記者会見でも、こうしてオンラインで皆さんにご挨拶させていただいています。


ここ平和路において直に皆さんにお会いするよりも、オンラインでお会いするほうがもっと多くの方々にお会いできる可能性は開かれているわけですが、実際まだそこまでは至っていないようです。どうしても直接の出会いのほうが、もっと多くを体感できるせいでもあるかと思いますが…。
オンライン上でももっと多くの方々とご一緒するための方法を、私たちも、参加しておられる皆さんも、一緒に模索しながら努力していければと願います。

〈ハンギョレより〉パク・ユンギョン記者 登録 2020-08-1804:59 


この11日午後、ソウル麻浦区ハンギョレ新聞社社屋で'慰安婦'運動の若手研究者・活動家にとって望ましい運動方向と「ポスト被害者時代」に対する意見を問う座談会が開かれた。 

 


                        

                 金昌錄(キム・チャンノク)

     慶北大法学専門大学院教授、正義記憶連帯法律諮問委員



さる8月30日は、大韓民国の憲法裁判所が日本軍「慰安婦」問題に関して、不作為違憲決定を宣告してから満9年になる日でした。大韓民国政府は2005年の「韓日会談文書公開 後続対策関連 民官共同委員会」の決定を通じて、日本の「国家権力が関与した反人道的不法行為」である日本軍「慰安婦」問題は、1965年の「請求権協定によって解決されたと見ることはできず、日本政府の法的責任が残っている」と宣言しました。しかしそれ以降、(韓国)政府は、日本政府の法的責任を問う積極的な処置をとらず、したがって憲法裁判所は2011年8月30日、その不作為が違憲だと宣告しました。