〈正義連〉第1759回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ 週間報告(2026.7.1)
6月20日、正義記憶連帯の会員や市民の皆さんと一緒に、望郷の丘に行ってきました。ハルモニたちの墓を清掃し、一人ひとりの石碑を共に読んで記憶する時間を持ちました。幼い頃に故郷を離れ、人生の大半を沈黙の中で耐え抜き、やっと証言を始めたハルモニたち。最後の瞬間まで日本政府の謝罪を待ち続けたハルモニたちを改めて心に刻む瞬間でした。
暖かな時間でしたが、同時にとても胸が痛みました。ハルモニたちはついに日本政府からの真の謝罪も法的賠償も受けられないまま、私たちのもとを去ってしまいました。「過ちを認めろ」、「歴史を正せ」という要求は、今もまだ実現していません。
もちろん、そのすべての叫びの時間は、共感と慰めを生み、市民の連帯を広げ、世界の市民社会に歴史正義や女性の人権、平和の価値を広めてきた意義深い時間でした。
だからこそ、さらに残念です。許しと和解する気持ちを抱いていたハルモニたちに対して、日本政府は最後まで責任ある対応をしませんでした。
6月21日に開かれた韓日国防相会談では、日韓軍事協力を恒常的かつ制度的に拡大することが論議されました。日本の軍事大国化への懸念が拡大する中、両国は安全保障協力をさらに強化する方向です。
実に憂慮されます。
性奴隷被害者らが何十年も要求してきた真の謝罪と法的責任の問題は、日韓関係の中で後退するばかりです。過去を正すことなく軍事協力に拘泥するのは、日本の歴史否定や軍事大国化を容認するメッセージになります。
真の未来は過去を隠蔽するのではなく、過ちを正すことから始まります。謝罪のない和解は持続せず、正義のない協力は強固になりません。
望郷の丘で改めて決意しました。
日本軍性奴隷制問題の正義ある解決は、被害生存者の声と結びつき、市民の記憶となり、世界の良心となり、未来世代の課題となりました。
私たちは証言を記録として残し、記録を教育につなげ、教育を行動に変えていきます。街頭で、学校で、博物館で、デジタル空間で、国際社会で、もっと多様に、もっと広くこの歴史を覚え、語っていきます。
日本政府は、被害者が要求してきた真の謝罪と法的責任を無視してはいけません。韓国政府も歴史正義を日韓関係の影に隠してはいけません。被害者の尊厳と人権は、どんな外交的利害よりも優先されるべきです。
望郷の丘で会ったハルモニたちの墓碑の前で、改めて約束しました。
忘れません。語ることも行動することも決して止めません。
2026年7月1日
正義記憶連帯 理事長 韓京姫(ハン・ギョンヒ)
(訳 権龍夫)