カン・ソギョン記者 getout@vop.co.kr
発行2020-06-25 15:40:16
修正2020-06-25 15:40:16

秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官 ©️チョ・ギチョル記者


秋美愛法務部長官が24日、極右団体が平和の少女像の前で集会を行い、少女像の意味を貶めたことについて、「憲法精神に反する」と批判した。

秋長官は同日、フェイスブックを通じ、「平和の少女像は歴史の正義と反戦平和、弱者の人権を象徴する」とし、「少女像の意味を直視せず、被害者のハルモニたちの勇気を歪曲し、名誉を傷つける集会は人権と正義という韓国憲法の精神に反する」と指摘した。


極右団体は28年間「日本軍性奴隷制問題の解決のための定期水曜デモ」(以下、水曜デモ)が開かれた場所を先取りして集会を主導した。 共に民主党の尹美香議員の不正疑惑を批判するという名目のもと、少女像の撤去、2015韓日合意の正当化など、日本の極右主張を繰り返し、市民の怒りを買った。 (関連記事:少女像の前に立つ極右団体、尹美香を批判すると言いながら日本極右の真似)

秋長官は「胸がつぶれるようなあらゆる妨害にもかかわらず、第1445回水曜デモが開かれた」とし、「心の奥に歴史を刻んだ学生たちが全身で少女像を守っている。 歴史と正義に向かう波はこのように障害を越え、時を超え、世代を超えて流れている。 その流れに歩調を合わせ、歴史的真実を明らかにし、正義の羅針盤に従うのが我々の義務だろう」と強調した。

続いて「その場にいる学生たちの安全が心配だ」とし、「警察関係者たちは公共造形物1号である平和の少女像はもちろん、その場にいる学生たちの安全のために力を尽くしてほしい」と話した。


第1445回定期水曜デモが行われた24日、ソウル鍾路区の旧日本大使館前で、保守団体から少女像を守るため、傍で「反安倍反日青年学生共同行動」所属の大学生たちが梅雨の雨に降られながら座り込みをしている。 28年間、毎週旧日本大使館少女像前で開かれた水曜デモの場所は、自由連帯などの保守団体が7月中旬まで集会申請をして先取りした。 2020.06.24ⓒキム・チョルス記者

現在、20代の青年10人あまりが少女像の前を守っている。 「反安倍反日青年学生共同行動」は、「極右団体から少女像を守る」として、23日午前、少女像にロープで体を縛り、座り込みを行った。

少女像周辺の2メートル区間は施設保護区域に設定されている。 極右団体の集会届出で鐘路区役所がソウル鐘路警察署に施設保護協力を要請したことによる措置だ。 警察は、青年たちの行為を未申告集会と見て、自主的解散を求めている。
(拙訳 Kitamura Megumi)

〈原文は以下から〉
https://www.vop.co.kr/A00001496720.html