〈報告〉戦時性暴力問題連絡協議会 2024.9.18日本軍「慰安婦」問題解決のための水曜行動 in 新宿(木瀬慶子)
9月18日(水)、猛暑の中、
リーフの受け取りが悪いように思いましたが、
以下、報告です。詳しくはそれぞれURLをクリックして読んでください。
◆月間報告:池田恵理子さん。
8月14日メモリアルデーを全国各地で開催し、東京(主催・
発言の詳細は、https://www.restoringhonor1000.info/2024/09/202491879in.html
◆『ドイツ・ベルリンの「平和の少女像」
今年5月に日本を訪問したベルリン市のカイ・ヴェグナー市長が、
ベルリン少女像には「アリ」という名前がある。
発言の詳細は、https://www.restoringhonor1000.info/2024/09/blog-post_20.html
◆平和の少女像はどういうものか:保田千世さん
日本軍は、アジア太平洋戦争中、
発言の詳細は https://www.restoringhonor1000.info/2024/09/2024918-in_28.html
◆サバイバーを記憶する~インドネシアのサバイバー:『日本軍「
サバイバー報告の詳細は、https://www.restoringhonor1000.info/2024/09/79-in.html
◆自由発言:参加者のHさん
性暴力に反対して、毎月、フラワーデモ・
次回の開催は、10月16日(水)12時半~13時半
■配布したリーフ■
■リーフ内容■
ドイツ・ベルリンの「平和の少女像」が撤去の危機に瀕しています。
ベルリン・ミッテ区の「平和の少女像」は2020年9月、ヨーロッパで初めて公共の敷地に建てられましたが、設置直後から日本政府の強力なロビー活動がおこなわれ、建立から10日でミッテ区が撤去命令を出すという事態になりました。ところが日本政府の露骨な言動が却ってドイツ国内、そして世界各国の市民やメディアの批判を呼び、ミッテ区は撤去命令を撤回、2022年には設置期間が2年延長されて現在に至っています。
そしてその延長期間が終了する今年9月28日に向けて、再び撤去に向けた動きが活発になっています。現在、ミッテ区長は「区は直接撤去しない」「(設置団体である)コリア協議会が自ら撤去することになるだろう」と言い、撤去しなければ9月29日から過怠料を科すとしています。
このような事態になったのは、この4年間、日本政府が休むことなく撤去のための活動をおこなってきたからです。駐独日本大使館は「像は、『慰安婦』問題への取り組みを含め、戦後日本の平和国家としての歩みと(2015年の)日韓間の合意を一切無視し、日本を永続的に非難する象徴のようなもの」と、撤去を求める理由を述べています(8月10日付『神奈川新聞』)。
しかし、これは現地市民の認識と大きくかけ離れています。「ベルリンの少女像は『日韓の対立』とはかけ離れた独自のものになっている」と言うライプツィヒ大学のドロテア・
ムラデノヴァさんは、「ベルリンの少女像はドイツ国防軍の性暴力をドイツ市民に知らせ」「移民が人口の半数以上を占めるベルリン・ミッテ区で人種差別に反対する象徴としても機能してきた」「建てられる場所ごとに新しい意味合いが追加されることが平和の少女像が持つ魅力だ」と語っています。
平和の少女像が持つこのような意義が理解できない日本政府は、設置団体であるコリア協議会の教育活動まで妨害しています。その一例として、コリア協議会が毎年ベルリン市から助成金を受け取って実施してきた青少年への人権教育プロジェクトに対し、その審査をする諮問委員を五つ星ホテルでの食事に招待して反対票を投じるよう説得したことがドイツメディアによって暴露されました。国家が他国の市民団体の活動にまで圧力を加える、このようななりふり構わぬ恥ずべき行動を、私たち日本の市民は決して許してはなりません。