青木初子さん (2023.11.15水曜行動 in 新宿で)


 


青木さんは、沖縄も日本も戦場にさせるな!と道行く人に強く呼びかけた。沖縄のペ・ポンギさんを思い出す。日本政府は、「慰安婦」問題を忘れさせようとしている。


沖縄で最初の大きな被害は194410月の「1010空襲」だ。死者は軍人と民間人あわせて668人とされる。しかしこの事実を文科省は教科書から削除した。「1010空襲」はなかったことにされてしまう。また集団自決について、日本軍の関与はなかったとされて、その記述が教科書から削除された。

このように日本の権力者たちは、自分たちに都合の悪いことは教科書から削除しなかったことにしている。関東大震災100年で大虐殺があった日に、国には事実を示す資料は国にはないと否定した。このようなことに異議を申し立てる必要がある。



 防衛費を43兆円を使って、沖縄の島々が軍事要塞化されて「台湾有事」を煽り、中国から攻めてくると言わんばかりに戦争準備がされている。


私たちの税金を使って戦争を起こそうとしているこの国に抗議の声をあげよう。イスラエルの爆撃による虐殺を容認する日本政府を断じて許してはならない。人権・平和を掲げるアメリカの価値観が沖縄を弾圧し、日本の政治を歪めている。

麻生総理は台湾に行って、「戦う覚悟」と言った。そして「ナチスの手口をまねる」とも言った。いま日本政府は、台湾有事を煽り、いかにも中国が攻めてくるかのような宣伝をして戦争準備を着々と進めている。戦争は作られる。戦争で儲ける輩がいる。軍需産業で儲けるために日本も武器をつくり戦争をつくり、儲けようとしている。安保3文書に書かれていることは、日本を戦争国家にして軍事産業を儲けさせようとして、近隣諸国に武器を売り込む日本政府のやり方に、沖縄県民として意義を申し立てる。戦争反対の旗を高く掲げて、世界の人々とともに連帯して、「戦争するな」の声を大きくしていこう!



あなたの恋人、あなたの息子が戦争に連れて行かれるかもしれません。いま声をあげないと戦争をする国・日本になります。平和に暮らしたい、いのちを守りたい、大切な人の命を守る、そのためには防衛費ではなく子供たちのために回すべきです。


沖縄は1879年に沖縄県にされた。それまで琉球王国だった。そのあと差別政策によって4人に一人が死んだ地上戦で沖縄は戦場とされた。

天皇は、米軍は日本のために沖縄を使ってほしいと沖縄を差し出した。ナチスドイツのヒットラーは戦争の責任を負って自殺したが、最も日本の侵略戦争で戦争責任のある人は、天皇であり、のうのうと暮らしている。

沖縄を犠牲にして、アメリカは沖縄を軍事要塞化し、日本政府はそれを後押しし、戦争のための軍事化を進めている。

いまや血液製剤まで作っている。戦争のときの負傷兵のために血液製剤をつくり輸血をつくるためだ。恐るべきことに死体の処理まで準備している。戦争で死んだ仲間の死体を処理する訓練までしている。戦争は他人事ではない。今声をあげないと、軍需産業の利益のために戦争に引き込まれる。辺野古の新基地反対は、もう20年以上も闘い続けている。座り込み、スタンディング、あらゆる手段を使って、沖縄は戦争反対の闘いを続けている。1123日には、那覇市奥武山公園で県民平和大集会が計画されている。沖縄県をあげて戦争反対の声を世界に届ける集会。その沖縄の声に応えて同じ1123日、国会正門前で「沖縄も日本も戦場にさせるな!」という大集会をします。戦争反対の声を今、あげましょう!


沖縄の与那国、石垣、宮古、そして馬毛島、種子島、が軍事要塞化され、ミサイルが配備され弾薬庫が建設されている。

一方、土地規制法が制定され5月には、180ヵ所の地域指定がされた。沖縄は39ヵ所。地域指定されると1キロの範囲に住む住民は監視される。さらに自衛隊基地、米軍基地が加わると沖縄は警察や公安に監視され自由がなくなる。来年は、土地規制法の対象は、600ヵ所に拡大されようとしている。沖縄とともに、戦争反対、軍事要塞化反対の声をあげていこう!

ちばりよー!