在りし日の李美金さん

 



1926年に海南省澄邁県で生まれた李美金さんは、1941年に村を襲撃した日本兵に身柄を拘束され、昼間は強制労働を強いられ、夜は日本兵から性的迫害を受けた。 彼女は勇敢にも抵抗しようとしたが、日本兵に殴られ、アザだらけになってしまった。 彼女がその地獄から逃れるチャンスをようやく見つけたのは、10日以上経ってからだった。 今日に至るまで、李金金おばあちゃんは暗闇と当時の記憶を恐れている。


第二次世界大戦中の日本軍慰安婦制度の生存者である李美金さんが、11月9日午後10時、海南省澄海市で98歳で亡くなった。

 彼女は、慰安婦に関するドキュメンタリー映画『22』の最後の存命中の主人公だった。 今日現在、日本の「慰安婦」制度の生存者9人が研究センターによって確認されている。