-77年、30年、1547回目の今日、正義ある解決が成し遂げられる時まで-


 凍てついた氷の下でも流れる川の水、身が切られる寒風にも折れずに揺らいでいる枝のように、私たちは77回目の夏と1547回目の水曜日を迎えました。

私たちは30年の水曜日を迎え、時に安らかに眠る方々の声と微笑み、小さなぬくもりが心から懐かしいです。そして今日、ここと生活の場で依然として耐えに耐えている方たちの胸に積もった「恨(ハン)」に満ちたシコリが増々大きくなるようです。〔「4.16セウォル号(歳月号)惨事8周忌記憶礼拝祈祷文」参照〕



 「泣くだけ泣いて、山のような涙で年月を送った。」

 「生涯、胸にトゲを刺したまま、忘れられない傷を抱いて死ぬかも知れない。」

 「死ぬまで傷は癒えません。」

 「私ら母親たちは簡単に死なないで、生き続けます。」

 「私は死んだも同然だ。そんなお金を貰うのはイヤだ。」

 「本心から謝罪し、私の青春を返せ。」

 『いつかは明かさなければいけない「歴史的事実」だから、吐露することにした。』

 「間違った歴史は、隠しても消えるものではない。」

 「一人でも多くの人に私たちの問題を伝えなくてはいけない。」

 「オレの心は負けていない。」

 「被害者たちの叫び」; https://womenandwar.net/kr/testimony/

 


 「被害者たちの叫び」からです。灯りを点して共に闘う全ての連帯の手と歩みの中で、私たちが待ち望んでいた歴史が一日も早く実現することを望みます。

私たちの前に、まるで巨大な壁が立ち塞がっているように感じる時があります。しかし私たちは、正義ある解決のために諦めないで連帯を止めないでしょう。闘って耐え抜くあなたが一人ではなく、私たちが、皆さんが、互いが結ばれている事実を共有しましょう。



 日本は戦争犯罪と共に過去77年間、戦争犯罪を認定せず、責任を取らず、問題を縮小・歪曲し、戦争犯罪の本質を積極的にアイマイにしてきた罪がとても重いものがあります。

日本は、人間を「道具」扱いし、「被害者のせい」に付しました。日本は、政治的利害で被害者の意志を排除したガランと空っぽの「合意」を結びました。日本はその空虚な「合意」を強制するやり方を止め、正義ある解決に立ち戻ることを望みます。



 私たちは要求します。


一、日本政府は、戦争犯罪を認定し、真相を究明しろ!

一、日本政府は、日本軍性奴隷制被害者たちに公式謝罪し、法的に賠償しろ!

一、韓国政府は、日本軍性奴隷制被害者の問題を、責任を持って解決しろ!


(マムシ)の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、誰が教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ。』(ルカによる福音書37-8a)



202268


韓国女神学者協議会・第1547回日本軍性奴隷制問題解決のための水曜デモ参加者一同



(訳 権龍夫)



https://youtu.be/5dQfWPcfjtg