川田文子さん




川田文子さんが202342日に胃がんで亡くなりました。79歳でした。

川田さんの遺言に従い、葬儀等は親族のみでおこなわれたそうです。

 

 

『女たちが語る歴史』上下巻を「戦争と性」編集室から310日に出版したばかりでした。出版記念会の計画、616日に80歳を迎える川田さんの誕生会の計画などを、親しい友人たちとしていたところでした。

 


川田さんとは199012月に出会い、その後、宋神道さんの裁判支援を共におこない、宋さんが亡くなるまで共に宋さんの生活を見守りました。


希望のたね基金立ち上げの際にも顧問に就任していただき、キボタネの活動を支えていただきました。現在キボタネで進めている「裴奉奇さんの花を見つけるプロジェクト」では、若者たちに直接、裴奉奇さんの記憶を語ってくださいました。


 

個人的なことですが、私にとっては単に友人、先輩、仲間、同志を超えた存在でした。何でも話せる、心から信頼し尊敬できる人を失ったショックは大きいです。


 

改めてお別れ会を催したいと考えていますが、まずは訃報をお知らせいたします。



梁澄子(一般社団法人希望のたね基金理事長)