〈報告〉戦時性暴力問題連絡協議会 第93回水曜行動 in 新宿 (木瀬慶子)
12月17日は、第93回水曜行動in新宿を寒空の下20名で行いました。多くの人々が行き交う新宿南口は、リーフの受け取りもよく250枚を配布できました。また「若者に戦争とはどんなものか知らせる必要がある」と話こむ高齢の方もいました。
●月間報告 池田恵理子さん
「慰安婦」問題に関する若者たちの動きや性暴力問題に関する国連勧告などを詳細に調べ報告しました。
★詳細は、全国行動のHPで読んでください
https://www.restoringhonor1000.info/2025/12/93-in-20251218_20.html
●くるみざわしんさん
2019年の表現の不自由展が政治家の介入で「少女像」の展示ができなくなったことを契機に、「慰安婦」問題のお芝居を作り始めたとのこと。
この日は、「映画『黒川の女たち』にみる戦時性暴力の加害責任と尊厳の回復」として発言。この映画のタイトルは地名を明らかにした勇気あるタイトル。戦争のために犠牲となった女性たちの長い間の痛みを回復する過程が、加害者側の謝罪と反省があって尊厳の回復が実現した過程が描かれている点が優れていると。
★お話の要旨はHPでお読みください。
https://www.restoringhonor1000.info/2025/12/93-in-20251218.html
●「サバイバーを記憶する」南京事件の性暴力被害者 朱秀英さん
田巻恵子さん
2001年に来日して南京大虐殺の中で性被害にあったことを証言した中国の朱秀英さんについて、田巻恵子さんが発言。
★詳細は全国行動のHPをお読みください https://www.restoringhonor1000.info/2025/12/93-in-20251218_22.html
連帯のメッセージは、在日台湾のたいえいかさん。性暴力が身の回りに溢れている現状の中で、「自分が悪い」と思わないで、語ること聞くことが運動に繋がることを訴えました。
もう一人の連帯発言は、豊臣秀吉の朝鮮侵略、江華島事件から説き起こし、人を傷つけるヘイトスピーチの問題などを提起し、今、行動を起こそうと元気に訴えました。
次回は、2026年1月21日(水)12時半から、新宿駅東南口です。



