9月20日の尹美香さんへの韓国高裁判決はたいへん不当なものでした。



※詳しくは日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の声明をご覧ください。




そこで、これに抗議する国際署名が開始されました。日本軍「慰安婦」問題解決のために長年連帯して闘ってきたアメリカ、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド等の国際的なネットワークの中で提案されて開始されたものです。




以下のURLから団体、個人、それぞれに賛同できます。







<尹美香議員の2審判決に対する海外市民団体の声明>


尹美香議員に対する2審裁判で20日、ソウル高裁刑事1-3部(部長判事マ・ヨンジュ、ハン・チャンフン、キム・ウジン)は詐欺等の容疑で起訴された尹議員に1審と異なり懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡した。
2月10日の1審では、ほぼ全ての容疑が無罪とされ、横領1700万ウォンに対して罰金1500万ウォンという判決だった。ところが2審裁判所はこれをはるかに上回る量刑を言い渡した。

私たちは今回の2審の結果に大きな危惧を抱いており、上告審を通して堂々と無罪が立証されることを確信する。

尹美香議員が生きてきた人生のほとんどは挺対協(正義連)活動だと言っても過言ではない。その厳しく至難な闘いの効果として、日本軍「慰安婦」問題を国際社会に知らしめ、日本の歴史歪曲の実態を明らかにする大きな成果を生み出したことは、歴史が証明している。この間、尹美香議員が経験してきた歳月が辛く厳しい時間であったことを、私たちはあまりにもよく知っている。

私たちは、尹美香議員に対する2審の司法判断は1審において無罪とされた一部をも有罪とする無理な判断だったと考える。従って、大法院に上告し、必ず真実が明らかにされ糾明されることを確信する。尹美香議員も屈することなく真実の糾明に積極的に臨んでくれるよう要請する。

真実は必ず明らかになる。
私たちは最後まで尹美香議員に対する信頼を失うことなく、大法院の判断を見守る所存である。



2023年9月21日

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動