キム・ケヨン記者 (聯合ニュース 2025-02-19)

 



ケルン市当局、市民社会の反発を受けて禁止の意向を撤回




写真はベルリン平和の少女像

 



日本軍「慰安婦」牲者を追悼する「平和の少女像」は、地元行政局の反にもかかわらず、市民社の計通り、ドイツケルンに展示される見みだ

 


19日(現地時間)在独市民団体コリア協議会とケルン地元メディアによれば来月7日から81日までケルン市内でナチス記録博物館前に少女像が展示される。

 

 

当初、他の展示場所を提示したケルン市行政当局は区の代表らの決議案とケルン市政治委員会の決定に従って異議を撤回した。

 

市民社会団体は、第二次世界大戦中にアジア地域で行われた女性に対する犯罪に焦点を当てた展示会「Art Against Forgetting」(忘却に反対する展示)の一環として、少女像の展示を推進してきた。

 

しかし、ケルン市当局は公共の場での展示を決定することは行政当局の担当ではなく、政治委員会の決定が必要であるとして代替地を提示するなどの事実上の禁止措置をとった。

 


覧会芸員や市民体は市に抗議する書簡を送り、計画通りナチス記録博物館前での少女像展示を認めること、日本やその他の地域の史修正主義を容認しないよう求めた。

 


展示会主催者によると、ケルン市はゲシュタポ(ナチス秘密警察)刑場所として使われていた博物館の裏庭を代替地として提案し、「日本の京都市との姉妹都市であるため、戦争犯罪についての批判的論争を防ごうとする日本局に配慮したもの」としている



(訳 方清子)