202118日、日本の反人道的犯罪行として日本軍「慰安婦」問題を確認したソウル中央地裁の史的な判決がありました。これに続いて昨年202311月、ソウル高等裁判所は再び日本の法的責任を認め、日本軍「慰安婦」被害者に損害を賠償するよう判決を下しました。被害者の苦痛に耳を傾け、際人規範の化をリドする史的な判決です。


日本の犯罪事と被害事を余すところなく明らかにし、個人請求を認めることで、日本政府がこれまで主張してきた「1965年の請求協定ですべて解決した」、「2015年の日韓合意で最終的不可逆的に終わった」などの主張を事上、無効化しました。 


30年以上にわたり、水曜デモと国内外の多くの場所で被害事を証言し、日本の法的責任を追及してきた被害者たちの勝利です。被害者の苦痛に共感し、同じ被害が生してはならないというい意志と解決の責任を実践に昇華してきた世界中の市民の勝利です。日本軍性奴隷制問題解決のため、一途に闘ってきた正義記憶連の勝利です。

 



日本軍性奴隷制の被害者たちは、1991年から法的正義の現のために休むことなくけてきました。 


199112月、金学順(キム・ハクスン)ハルモ二を始めとする被害者9人が、日本東京地方裁判所に損害賠償請求訴訟を初めて提起しました。

それ以降の19922月、河順女(スンニョ)、朴頭理(パクドゥリ)ハルモニを始めとする4人が山口地方裁判所下支部に日本政府の公式謝罪と賠償を求める訴訟を提起しました。この1審裁判で「慰安婦制度がいわゆるナチスの虐行に準ずる重大な人侵害」であることが初めて認定されました。

その後、在日朝鮮人の宋神道(ソン・シンド)訴訟がき、20009月には、米連邦地方裁判所に黄錦周(ファン・クムジュ)ハルモニを始めとする多の被害者が訴訟を起こしました。韓人被害者たちの勇触発されたフィリピン、台、中の被害者たちも何度も訴訟を提起しました。 


ほとんどの裁判が公訴時効満了や家免責の壁にぶつかり、却下や敗訴判決を受けました。


しかし訴訟の過程で運動の力量と史的証が蓄積され、裁判が行われた地域の支援体や市民の醒と連化されてきました。何よりも日本の犯罪事が明らかになり、際社の世論が喚起され、連などの各種報告書や告が提出され、時中の性暴力、被害者中心の原則、家免責などにする際人規範が化してきました。 この間の韓国内の判決は、このように整然と積み重ねてきた真実解明闘争の上に成立しています。



それでも日本政府は二つの判決を無視し、誹謗中傷し、責任を否定しています。「際法と日韓政府間の合意に明らかに反するもの」なので、韓政府が自分で解決すべきだとく反し、駐日大使を招致することまでしました。 居直りにも程があります。盗賊が棍棒を振り上げるようなものです。

際法に違反し、反人道的な犯罪行をしておきながら、犯罪事の認定、摯な謝罪、法的賠償を拒否してきた日本政府、自らの小さな約束すら守らず、史的な退行を繰り返してきた日本政府が、かえって際法違反を口走り、韓が自ら責任を取れというのです。 善、居直りの厚かましさが天を突きます。

 

私たちは日本政府にもう一度く要求します。

 

日本政府が直ちに韓裁判所の判決を履行するよう求めます。日本軍性奴隷制の恐ろしい犯罪行真摯に認定し、被害者に謝罪し、法的判決にって賠償してください。

被害者を誹謗中傷し、非難する行を直ちに止めてください。

史歪曲と否定の試みを直ちに中断し、正しい育を施してください。

そうして初めて、国としての暗い過去をり越え、責任ある民主主義家として認められ、未世代に引きがれる重い史的重圧も減されるでしょう。 どうか日本が過去を振り返り、平等と平和、相互互的な北東アジア秩序を築く道に共にんでくれることを心から願っています。

 


その日がるまで私たちは、世界中の良心的な市民と連しています。 疲れることも挫折することなく、より力く前進していきます。


 

2024117

正義記憶連 理事長 李娜榮(イ・ナヨン)



(翻訳 権龍夫)