〈インドネシアのサバイバー〉チンダさんの近況および6月の送金報告など
現地支援者であるヌールさんがチンダさんの動画を送ってくれました。
動画の中で、チンダさんは「東京、大阪の皆さんこんにちは。皆さん元気?」と言っておられ、大家さんの声で「ビタミンCを飲んでます」と言っています。
食欲があって、きちんと食べていると私たちも安心します。
しかし、今回の動画をみると、ごはんは普通に食べておられますが、いつもより少し元気がない感じがしますね。
ヌールさんの話では、晩ごはんを食べてて喉に詰まらせたことがあったそうです。
こうして動画で姿を確認するだけでなく、直接会って、顔をみてお話がしたいと切に思います。
●6月の送金報告
6月の送金を20日にしました。いつものようにチンダさんに200万ルピア、ヌールさんに50万ルピアです。
これまでのカンパ合計は、732,550円で、送金(手数料込)は397,201円で残金は335,349円です。
みなさんがご支援くださったおかげでチンダさんの心配を少しでも和らげることが出来ます。
みなさん、ありがとうございました。
●チンダ・レンゲさんのこと●
インドネシア(南スラウエシ州)在住。
13歳のとき、日本兵にいわれ、パレパレのウジュンパルにあった綿繰工場で母親とともに仕事に通った。そのうち母親が病気になって働けなくなり、チンダさんだけが工場に呼び出された。
彼女は、将校に工場の敷地内に隣接する建物に連れ込まれ、強姦された。家には帰してもらえず、性奴隷の生活を強いられる。
やがて解放され,自宅へもどるが慰安所に捕らえられている間に両親は死亡。家もなくなった。
その後、親族からも追い出され、周囲からは「日本兵と性交した汚れた女」「恥(シリ)」と蔑まれた。このときまだ14歳だった。
ひとりでいろいろな家庭で住み込みのお手伝いをしたり、市場でお菓子を売り歩くなどして一人でなんとか生きてきた(15歳の時、市場でお手伝いを探しているという中国人の女性と会い、住み込みで働くようになる。そして、その人は独り立ちできるようにお菓子の作り方を教えてくれた)。
2016年、84歳の時初来日し、自らの被害を証言した。
最近では高齢のため、足腰が弱ったことに加え、コロナの影響もあり、お菓子を売り歩くことはもう出来なくなり、困窮していた。
●ひきつづきご支援のほどをよろしくお願いいたします●
郵便振替口座:02760-1-84752
加入者名義:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
*「インドネシア支援」とお書きください。
連絡先メール:i_zenkokukoudou@yahoo.co.jp
~これからの支援を考えるたび旅 報告集~
2019年9月13日から18日
発行:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
1冊300円(A4サイズ 24頁)
日本の次世代の若者たちと長年研究活動をしてきた研究者が現地の被害者6人と会い(すでに5人は死亡)、支援者団体を訪問・交流した時の報告集です。
現地支援者のヌールさんがチンダさんの動画を送ってくれました。「東京、大阪の皆さんこんにちは。皆さん元気」と言っておられ、大家さんの声が「ビタミンCを飲んでます」と言っています。ごはんは普通に食べておられますが、いつもより少し元気がない感じがしますね。ヌールさんの話では、晩ごはんを食べてて喉に詰まらせたことがあったそうです。こうして動画で姿を確認するだけでなく、顔をみてお話がしたいと切に思います。6月の送金を20日にしました。いつものようにチンダさんに200万ルピア、ヌールさんに50万ルピアです。これまでのカンパ合計は、732,550円で、送金(手数料込)は397,201円で残金は335,349円です。みなさん、ありがとうございました。現地支援者のヌールさんがチンダさんの動画を送ってくれました。「東京、大阪の皆さんこんにちは。皆さん元気」と言っておられ、大家さんの声が「ビタミンCを飲んでます」と言っています。ごはんは普通に食べておられますが、いつもより少し元気がない感じがしますね。ヌールさんの話では、晩ごはんを食べてて喉に詰まらせたことがあったそうです。こうして動画で姿を確認するだけでなく、顔をみてお話がしたいと切に思います。6月の送金を20日にしました。いつものようにチンダさんに200万ルピア、ヌールさんに50万ルピアです。これまでのカンパ合計は、732,550円で、送金(手数料込)は397,201円で残金は335,349円です。みなさん、ありがとうございました。