「ナヌムの家」実務者への地元住民の支持声明
遅れましたが、「ナヌムの家」の所在地である地域住民が出した実務者の支持声明をUPします。
【ナヌムの家は歴史と人権の家だ】
京畿道広州に位置するナヌムの家に対する疑惑と不正か暴露された。
その疑惑と不正は単純な会計と寄付金に関する内容ではない。内部告発者の証言によれば法人とナヌムの家の運営に見られたように非民主主義的でかつ不透明であり、不正に染まった運営を持続してきた。また、「慰安婦」被害女性に対する処遇は徹底した高齢者療養施設の基準で運営しつつ、病院治療費、物品等に対する支援も個人に押しつけ、ひたすら法人と施設の拡張だけに血眼になって寄付金をため込んできた。一方で歴史の伝承と人権運動の美名のもと開かれてきた各種行事に「慰安婦」被害女性たちを参加させてきた。こうして集められた寄付金は療養施設を建設し運営しようという計画のため周辺の土地を買い入れていた。
こうしたナヌムの家の運営は日帝時代に植民地を収奪した帝国主義者たちを連想させるほどの衝撃与え血が煮えたぎるほどの怒りを感じさせる。管理者たちは女性たちを単に高齢者施設に居住する対象者と考え、運営は政府や自治体から出される補助金のみだけでカバーし、女性たちの治療費と個人持ち物さえ本人に負担させ、その持ち物さえ粗雑に梱包していたという事実、そしてこれを見かねたスタッフが私財で費用を負担するほどの劣悪な環境に置かれていたという証言を聞くに、こちらが恥ずかしくなるほどである。
ナヌムの家はこれまで慰安婦被害者女性たちの穏やかな余生のため、そして日帝植民地時代の蛮行と歴史を伝える人権と平和運動を広げてきたところであり、国民の声援と後援そしてボランティアたちによってレンガ一つ一つを積み重ねてきた人権と平和の象徴ある。全国の多くの国民は声援と後援を惜しまず、ここ広州市でも数多くの市民が応援して歴史の象徴として誇りを感じるに十分な場所だった。ナヌムの家はすでに特定法人と施設の私有財産ではありえない。
人権が踏みにじられた時代を超えて、人権が尊重され平和を追求する歴史はおのずと生じるものではない。数多くの人権蹂躙の被害者たちと人権活動家たちが血を流して命がけで一歩一歩ずつ前進する歴史の中で、慰安婦被害女性たちはそれこそ被害者として、人権活動家として生涯を生きてきた歴史の証人であり、歴史そのものである。ここに多くの寄付金が入る理由は、人権と平和を愛する市民の意志であり希望であり、若干の自己利益のため法人が建物を建て土地を購入してもよいという意味では決してない。
管理監督責任のある広州市と京畿道そして保健福祉部は、この間いったい全体何をしてきたのか。このような問題を繰り返し提起してきたスタッフの声を完全に無視して黙殺してきた法人の理事は、一体何をしてきたのか。
これは単に不正会計と違法行為という問題だけでなく、全国民が期待する歴史と人権の家を破滅させる、反人権的であり反歴史的な犯罪であるということを明らかにすべきだ。
これに対しすべての理事そしてアン・シングォン所長と事務局長は責任をとって退陣するとともに、法的・道徳的責任を痛感し慰安婦被害女性たちと国民の前で謝罪し、法人とナヌムの家の運営を公共の領域にゆだねればならない。また管理監督責任ある行政官庁と担当責任者は自らの職務放棄を徹底的に明らかにし、その責任を負うべきである。
あわせてナヌムの家の問題がこれまで歴史と人権のために努めてきた多くの人々にとっても反省する好機であることは明らかである一方、この多くの人々の苦労を疑問視したり活動自体を中断させてしまうような事件にしてはならない。そのためにはことさら明確な解決がなされなければならないだろう。
共にひらく広州連帯は広州市のモニター役として、そして広州市民のスポークスマンとして、この事態を注視し市民の名のもとに広く伝え、歴史が再び正しく建て直されるまで共に闘っていく。
この場で共に開く広州連帯は以下のように要求する。
一、ナヌムの家の法人理事たちとアン・シングォン所長および事務局長は全員辞職し、慰安婦被害女性たち、スタッフたち、全国民の前で謝罪せよ。
一、広州市、京畿道および保健福祉部は今までの不正と非民主的運営等をひとつ残らず明らかにし、透明な形で公開せよ。
一、 管理監督責任のある関係官庁は担当者の責任を徹底的に問い再発防止対策を打ちだせ。
一、 広州市は慰安婦被害者女性たちへの処遇を改善し、歴史の証人としての待遇を受けることのできる対策を打ちだせ。
一、 広州市と京畿道議会はナヌムの家を公共で運営することができる条例を制定し、それを通して歴史の空間として生まれ変わるようにしろ。
2020年5月26日
〈共にひらく広州連帯〉
京畿広州教育フォーラム、京畿広州女性の会、京畿広州ホイールリング協同組合、シアル女性の会、全教組ハナム広州支部、平等教育実現のための京畿広州学部の会、ハンソウル障害者自立生活センター
ナヌムの家の在所である元堂里の村民の皆さんがバナーを作って村の一本道に掲げてくれました。
"ナヌムの家は寄付金をハルモニ達のために使え"
"営利目的のホテル式療養施設建設のため村道の拡張・迂回工事反対"
"営利目的のホテル式療養施設建設のため村道の拡張・迂回工事反対"
【ナヌムの家は歴史と人権の家だ】
京畿道広州に位置するナヌムの家に対する疑惑と不正か暴露された。
その疑惑と不正は単純な会計と寄付金に関する内容ではない。内部告発者の証言によれば法人とナヌムの家の運営に見られたように非民主主義的でかつ不透明であり、不正に染まった運営を持続してきた。また、「慰安婦」被害女性に対する処遇は徹底した高齢者療養施設の基準で運営しつつ、病院治療費、物品等に対する支援も個人に押しつけ、ひたすら法人と施設の拡張だけに血眼になって寄付金をため込んできた。一方で歴史の伝承と人権運動の美名のもと開かれてきた各種行事に「慰安婦」被害女性たちを参加させてきた。こうして集められた寄付金は療養施設を建設し運営しようという計画のため周辺の土地を買い入れていた。
こうしたナヌムの家の運営は日帝時代に植民地を収奪した帝国主義者たちを連想させるほどの衝撃与え血が煮えたぎるほどの怒りを感じさせる。管理者たちは女性たちを単に高齢者施設に居住する対象者と考え、運営は政府や自治体から出される補助金のみだけでカバーし、女性たちの治療費と個人持ち物さえ本人に負担させ、その持ち物さえ粗雑に梱包していたという事実、そしてこれを見かねたスタッフが私財で費用を負担するほどの劣悪な環境に置かれていたという証言を聞くに、こちらが恥ずかしくなるほどである。
ナヌムの家はこれまで慰安婦被害者女性たちの穏やかな余生のため、そして日帝植民地時代の蛮行と歴史を伝える人権と平和運動を広げてきたところであり、国民の声援と後援そしてボランティアたちによってレンガ一つ一つを積み重ねてきた人権と平和の象徴ある。全国の多くの国民は声援と後援を惜しまず、ここ広州市でも数多くの市民が応援して歴史の象徴として誇りを感じるに十分な場所だった。ナヌムの家はすでに特定法人と施設の私有財産ではありえない。
人権が踏みにじられた時代を超えて、人権が尊重され平和を追求する歴史はおのずと生じるものではない。数多くの人権蹂躙の被害者たちと人権活動家たちが血を流して命がけで一歩一歩ずつ前進する歴史の中で、慰安婦被害女性たちはそれこそ被害者として、人権活動家として生涯を生きてきた歴史の証人であり、歴史そのものである。ここに多くの寄付金が入る理由は、人権と平和を愛する市民の意志であり希望であり、若干の自己利益のため法人が建物を建て土地を購入してもよいという意味では決してない。
管理監督責任のある広州市と京畿道そして保健福祉部は、この間いったい全体何をしてきたのか。このような問題を繰り返し提起してきたスタッフの声を完全に無視して黙殺してきた法人の理事は、一体何をしてきたのか。
これは単に不正会計と違法行為という問題だけでなく、全国民が期待する歴史と人権の家を破滅させる、反人権的であり反歴史的な犯罪であるということを明らかにすべきだ。
これに対しすべての理事そしてアン・シングォン所長と事務局長は責任をとって退陣するとともに、法的・道徳的責任を痛感し慰安婦被害女性たちと国民の前で謝罪し、法人とナヌムの家の運営を公共の領域にゆだねればならない。また管理監督責任ある行政官庁と担当責任者は自らの職務放棄を徹底的に明らかにし、その責任を負うべきである。
あわせてナヌムの家の問題がこれまで歴史と人権のために努めてきた多くの人々にとっても反省する好機であることは明らかである一方、この多くの人々の苦労を疑問視したり活動自体を中断させてしまうような事件にしてはならない。そのためにはことさら明確な解決がなされなければならないだろう。
共にひらく広州連帯は広州市のモニター役として、そして広州市民のスポークスマンとして、この事態を注視し市民の名のもとに広く伝え、歴史が再び正しく建て直されるまで共に闘っていく。
この場で共に開く広州連帯は以下のように要求する。
一、ナヌムの家の法人理事たちとアン・シングォン所長および事務局長は全員辞職し、慰安婦被害女性たち、スタッフたち、全国民の前で謝罪せよ。
一、広州市、京畿道および保健福祉部は今までの不正と非民主的運営等をひとつ残らず明らかにし、透明な形で公開せよ。
一、 管理監督責任のある関係官庁は担当者の責任を徹底的に問い再発防止対策を打ちだせ。
一、 広州市は慰安婦被害者女性たちへの処遇を改善し、歴史の証人としての待遇を受けることのできる対策を打ちだせ。
一、 広州市と京畿道議会はナヌムの家を公共で運営することができる条例を制定し、それを通して歴史の空間として生まれ変わるようにしろ。
2020年5月26日
〈共にひらく広州連帯〉
京畿広州教育フォーラム、京畿広州女性の会、京畿広州ホイールリング協同組合、シアル女性の会、全教組ハナム広州支部、平等教育実現のための京畿広州学部の会、ハンソウル障害者自立生活センター