「私たちが守ります」ベルリン少女像の守護神として登場した学生たち
もとの映像は下記です。
http://news.kbs.co.kr/mobile/news/view.do?ncd=5048122
(撮影記者:キム・ヒョンジュン、リュ・ジェヒョン 映像編集:キム・グンファン)
キム・へジュ 2020.11.14
[アンカー]
日本の抗議により撤去の危機に瀕したドイツ・ベルリンの「平和の少女像」は、現地市民と市民団体の反発により、撤去は一旦保留となりました。
少女像の存続に力を貸してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えるため、学生たちを中心に3,600通の手紙を送りました。
キム・ヘジュ記者の報告。
[レポート]
「ドイツにいる市民たちも今、私たちのために 一緒に闘ってくださっている方々が多いよ。 あなたの心を込めて書いてほしい。」
教室に集まった10人余りの生徒が手紙を書きます。
撤去されるところだった平和の少女像を守ってくれたドイツの市民や市民団体に送る感謝の手紙です。
日程が差し迫っていて友だちの参加が低調なのではないかと心配もありましたが、杞憂に終わりました。
[ジン・ヨンジュ/ケソン高2年生「少女像についてよく知らなかった友だちが、 今回の活動を通じて少女像について、もっと関心を持ってくれたようで、すごく嬉しかったです。」]
学生たちが始めた感謝の手紙リレーには、城北区住民と区役所職員も参加しました。
同地域の小学校7校と中高校19校の計26校が参加しました。
こうして集まった手紙は3600通余り。
手紙の原本は郵便を通じてドイツ現地に送り、冊子として綴られます。
少女像の設置を主導した「コリア協議会」を通じてミッテ区に送られる予定です。
[ハン・ジョンファ/コリア協議会代表:「ミッテ区長に手紙を渡し、私たちも小さな博物館があるので、少女像に関するこの手紙を展示しようと思っています。」]
平和の少女像の設置期限は来年の8月14日までです。
今月5日にミッテ区議会が予定通り存続することを決議し、永久設置に向けた議論も本格化しています。
さらに、日本の自治体や市民団体が引き続き、抗議書簡を送ったことに対抗し、韓国の生徒らは少女像を守るための民間外交に力を入れています。
(訳 Kitamura Megumi)