<ナヌムの家>広州市がナヌムの家法人理事11名のうち3名の社外理事に対して解任決定を正式に通告
2020-11-01
ナヌムの家の矢嶋です。
昨日は映画『まわり道』のオンライン上映会にイ・ オクソンハルモニとともに一緒に参加。 懐かしい人たちの顔を久しぶりに拝見。 ハルモニともどもとてもうれしかったです。(注:2020年10月31日、全国行動主催の「まわり道」オンライン上映したとき、矢嶋さんにナヌムの家の現状を報告していただきました。退院してきてまもない李玉善ハルモニも顔を見せてくれました)。
7月に京畿道民間合同調査が行われ4か月めに入ろうとする今、 ようやく動きがありました。
今週金曜日、 広州市がナヌムの家法人理事11名のうち3名の社外理事( 僧籍を持たない理事のこと。 これまで理事のうち3分の2以上は僧籍を持つものとする、 という規定が定款にありました) に対して解任決定を正式に通告しました。
また近々京畿道の方からも代表・常任理事を含むさらに5名(
これにより全部で11名いる法人理事のうち8名が解任されます。 新理事8名が広州市の権限により任命され、 これが実現すると8対3という力関係になり、 曹渓宗側の影響がぐんと減じることとが期待されます。
京畿南部警察庁による旧運営陣および4名の代表・
ただし新理事会が発足してもすぐに現在の運営陣、介護士、 調理師らを全員解雇というわけにもいかないのが実情です。 様々な法的・行政手続きが必要なのは当然なことで、 監督行政機関である京畿道及び広州市がどこまで真剣に取り組んで くれるかによるところが大きいです。
運営陣も自分たちの分が悪くなりつつあることは分かっているよう
10月中旬から京畿道人権センター(道直属機関) のスタッフによる週一モニタリングがスタートしました。
運営陣が変わって以降、嫌がらせ・ ハラスメントがエスカレートしていることは以前にもお伝えしまし たが、その状況に変化はありません。
ウォン・ ジョンソン看護士さんもせっかく現場復帰した翌日に2度目の療養 休暇に入りました。 現場復帰当日の運営陣からの精神的なハラスメントがその原因です 。
運営陣による虚偽告訴、業務排除及び妨害、 一部スタッフへの給料未払いや減俸、 大量の始末書提出要求と介護人らを通した監視など考えつく限りの 圧力をこちらにかけ続けています。