〈報告〉日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む阪神連絡会 第217回水曜デモ報告 (2026.10.14)
10月14日水曜日、夕方6時半から約1時間、兵庫県宝塚で水曜デモを行いました。
始めに「水曜デモの歌」を参加者で歌いました。
今回は沖縄の米兵による強盗殺人事件について、「兵士の仕事は人を殺すこと、しかし普通の人の感覚では人を殺せない。人を殺せる立派な兵士を育てるには女性差別や人種差別を利用する」という元海兵隊員のダグラス・ラミスさんの言葉から、沖縄に米軍がある限り、性暴力をはじめとする犯罪はなくならないことを訴えました。
また「ベトコンを人間と思わず殺した」というアレン・ネルソンさんの話から、人を殺す戦争はしてはいけないこと、アピールしました。
また、ノーベル平和賞を受けたナビ・ピレイさんがガザやウクライナでのロシア、イスラエルの戦争犯罪のみならず、日本軍の「慰安婦」制度についても、被害者に謝罪と賠償をするべきだと言っていたことも紹介し、日本政府はしっかり受け止めるべきだとアピールしました。
続いて、大阪検察庁での元検事正北川健太郎による元検事のひかりさんへの性加害について話をしました。北川は酔って抵抗できないひかりさんを官舎に連れ込んでレイプし、ひかりさんに「公表されると検察に傷がつく、自殺する」と手紙を送っておきながら、いざ告発されるといったん認めた加害を翻し「同意があった」と無罪を主張しています。
また、職場の副検事正もひかりさんの実名をさらし、誹
謗中傷でPTSDを発症したひかりさんは辞職に追い込まれました。
ひかりさんはPTSDを致傷罪として認めるよう訴えており、あらゆる性暴力を許さず、ひかりさんと共に声をあげていきましょう、と訴えました。
この事件について12月5日(土)豊中男女共同参画推進センターすてっぷで、ライターの小川たまかさんを招いて「一人にしない、声をあげた性暴力被害者を!」と題した「性暴力をなくすための学習会」を阪神連絡会と「『慰安婦』問題の解決を求める北摂ネットワーク・豊中」の共催で行うので、そのチラシも配りました。
そして今大阪国際空港(伊丹空港)が特定指定空港として自衛隊が常時訓練できる空港にされようとしていることに反対のアピールをしました。
住宅街の中にある伊丹空港は夜間飛行制限など騒音対策、平和利用ということを住民運動の中で勝ち取ってきています。
しかし、自衛隊が訓練に使い、爆薬を積んだ戦闘機などが離着陸することになれば住民の生活は脅かされます。このことはほとんど報道もされす、住民の反対に国は全く耳を貸さず進めています。反対の声を大きくしようと訴え、今週10月17日の土曜日に開催する特定指定空港反対の学習会のチラシも配布しました。
最後に日本軍性奴隷制の被害者で今年8月に亡くなったインドネシアのチンダさんの証言を読みました。チンダさんの被害を記憶し、性暴力を許さない社会に向けて声を上げつづけます、と結びました。
風が強い夕方でしたが、チラシ約50枚ほとんどなくなり、全員で「性暴力のない社会が実現するまで闘うぞ」とシュプレヒコールをしました。(報告:小川和子)



