〈正義連〉第1682回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ 声明書(2025.1.8)
今日は日本軍「慰安婦」問題解決のための水曜デモが33年目を迎える日です。
水曜デモは1992年1月8日、宮沢喜一当時の日本首相の訪韓を控えた水曜日の正午に駐韓日本大使館前で始まった。
1991年8月、金学順さんの最初の公開証言以降、国内外の被害者からの申告電話が続き、日本軍と政府が主導した性奴隷制関連資料が続々と発掘されたが、責任を回避し、真実を歪曲しようとする日本政府の暴言が続いた。これに当時、韓国挺身隊問題対策協議会は、犯罪事実認定、公式謝罪、真相究明、法的賠償、慰霊碑の建立と歴史教育などの内容を盛り込んだ公開書簡を日本大使館に伝達し、日本首相の訪韓に合わせ、より組織的かつ持続的な抗議活動を行うことになる。そして、日本軍「慰安婦」問題が解決されるまで、毎週水曜日に定期的にデモを行うことを決議する。
大韓民国女性たちの勇気と連帯で始まった水曜デモは、全世界を震撼させた。戦時中の性暴力に関する国際社会の認識の変化を導き、被害者中心の原則など国連人権規範を変え、数多くの類似犯罪の被害者に法的救済の道を開いた。植民地主義、帝国主義、軍国主義、人種差別と性差別に抵抗し、被害者と共に歩んできたこの美しく驚異的な旅に、世界中の市民も感動して参加してきた。
しかし、日本政府はその間に一歩も前進することなく、否定を繰り返してきた。
真相究明と公式謝罪、法的賠償という最も基本的な前提すら無視したまま、「1965年の請求権協定ですべて解決された」、2015年の日韓合意で「最終的、不可逆的に」終わったという言葉だけを繰り返してきた。国連においてさえ「強制動員」と「性奴隷制」を否定し、歴史教科書を歪曲してきた。1991年12月、金学順さんから始まった被害当事者の法廷闘争が、国家免除という巨大な壁を越え、ついに勝利につながったが、盗人猛々しく被害国の「問題」に押し付け、いかなる法的責任も負わないでいる。首相が直接、平和の少女像の設置妨害と撤去を画策し、嘘と言い換えを繰り返し、最後には再武装の道を開き、軍国主義戦争国家へと突き進もうとしている。
このような惨憺たる状況で、韓国政府はむしろ加害国の代理人を自称し、「日本は十分に謝罪した」、「市民団体が問題解決の障害である」などの暴言を連発し、屈服外交で一貫してきた。
被害者たちが苦労して勝ち取った勝訴判決には、外交的努力はおろか無視に終始し、「2015日韓合意の遵守」だけをオウムのように叫んできた。親日偏向的な政府を背に極右歴史否定勢力は、水曜デモ妨害と少女像テロを遂行し、被害者と社会的弱者に対する嫌悪と攻撃の先頭に立っている。
そして衝撃的なことに尹錫悦(ユン・ソクヨル)とその共犯者たちは12.3戒厳令を通じて民主主義と平和を根こそぎ奪おうとした。市民の日常を一瞬にして暗黒にし、戦争を挑発して軍事独裁体制への回帰を画策した。
市民の勇気と抵抗で迅速な戒厳令の解除と国会の弾劾訴追が行われたが、内乱の首謀者は今も少数の極右集団を盾にして法的責任を回避している。
そして、私たちは再び広場を開き、希望のろうそくを灯す。
不正と歪曲で汚された真実の言語を取り戻し、差別と嫌悪の刃で引き裂かれた平等と愛の共同体を回復するまで、歴史の不正義が不可逆的に正義の波で洗い流されるまで、何よりも壊れた民主共和国の回復のために、被害生存者たちがあれほど望んでいたより安全で平和な世界のために、希望のろうそくを灯す。私たちは国運が岐路に立っているこの厳しい時期に、多くの民衆と手を携えて光の革命を成し遂げる道に先頭に立って進んでいく。
一、日本政府は日本軍性奴隷制被害者に公式謝罪し、法的賠償せよ!
一、日本政府は韓国裁判所の判決に従って日本軍性奴隷制被害者に損害賠償を実施せよ!
一、親日屈従外交、民主主義破壊、内乱首謀者尹錫悦を直ちに逮捕し、解任せよ!
一、民主主義の守護と平和な世界をつくる道で私たちが先頭に立とう!
2025年1月8日
第1682回日本軍性奴隷制問題解決のための水曜デモ参加者一同
(訳 方清子)