========================
11/27韓国気鋭の社会学者・李娜榮来日講演会

オーラルヒストリーでたどる韓国の「慰安婦」問題解決運動
~挺対協運動26年の軌跡~

李娜榮さんに聞く
(社会学・女性学/ 韓国・中央大学社会学科教授)
==========================

1990年11月に結成された韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は 、女性人権の視点から韓国の「慰安婦」問題解決運動をリードしてきました。しかし日本では、挺対協の名前は知られながら、「反日」などのレッテル貼りや、誤解・歪曲した報道・言説が後をたちません。
挺対協は何をめざし、どういう活動をしてきたのか。
被害者との関係はどうだったのか。
今回は、挺対協26年の運動に初期から関わったさまざまな人々をインタビューしてきた李娜榮さんを韓国から招き、その実像に迫ります。

朴槿恵大統領スキャンダルにより、日韓「合意」の行方もわからなくなっています。
今世紀最大となった大統領退陣を求める大規模な抗議行動が展開された韓国の現状もふまえてのお話も伺えると思います。貴重な機会にぜひともご参加ください。

●日時:2016年11月27日(日)14:00~17:00(開場13:30)
●会場:在日本韓国YMCA9階ホール
(東京都千代田区猿楽町2-2-5 TEL03-3233-0611)
JR「水道橋」東口徒歩8分
地下鉄半蔵門線、都営三田線「神保町」A5出口徒歩11分
●参加費:1,000円/学生、非正規500円

●主催:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
Fight for Justice日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会
(構成団体:日本の戦争責任資料センター、
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)

●問合せ:contact@fightforjustice.info
イベントFBはこちら
https://www.facebook.com/events/708023409348467/
Fight for Justice日本軍「慰安婦」問題webサイト
http://fightforjustice.info

●李娜榮(イ・ナヨン) ●
社会学、女性学。韓国・中央大学社会学科教授。正義記憶財団理事、日本軍「慰安婦」研究会総務。米国ジョージメイソン大学女性学科教授を経て現職。釜山性暴力相談所理事、平和をつくる女性の会付設韓国平和女性研究院理事、挺対協付設戦争と女性人権センター研究委員、韓国女性学会国際委員長等を歴任。著作に「脱植民地主義フェミニストが基地村『女性』を読む(『近代韓国、帝国と民族の交差路』2011. 06.30)、『ジェンダーと社会』(トンニョク、2014年、共著)等多数。『世界』2016年10月号より「日本軍『慰安婦』問題解決運動史」の連載開始。