緊急シンポジウム「日本軍『慰安婦』問題、日韓政府間「合意」は解決になるのか!? 」 を開催
2016/2/5 12:30~15:00
緊急シンポジウム「日本軍『慰安婦』問題、日韓政府間「合意」は解決になるのか!? 」を開催(@衆議院第1議員会館大会議室)
<発言者>
・ 金昌禄 慶北大学法学専門大学院教授(韓国)
・ 阿部浩己 神奈川大学大学院法務研究科教授
・ 李娜榮 中央大学社会学科教授(韓国)
冒頭で梁澄子共同代表が外務省への抗議文提出について報告しました。
次に阿部浩己・神奈川大学教授が「不正義への合意、再び〜国際的基準に照らして『合意』を読み解く」とのタイトルの下、今回の「合意」で「国際法で言う不正義が見極められたのか」そして「不正義の是正と被害回復」がなされたのかについて、国際基準から検討を加えた上で、①不正義の実行と責任の承認、②不正義の是正と被害回復、この両面において、国際法的には非常に大きな問題を残す「合意」であったと述べ、歴史を正視せず法の正義を傲岸に踏みしだいた日韓政治の「不正義への合意」・「談合的手打ち」と痛烈に批判しました。
この日の集会には、およそ300人が参加しました。集会の映像は以下。