<正義連>第1492回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜集会記者会見 週間報告


 
 第2次世界大戦時、日本によって起こされた反人道的犯罪である日本軍性奴隷制問題の解決は時代的課題だ。
1991814日、日本軍性奴隷制に対する金学順女性人権運動家の最初の告発以後現在に至るまで毎週水曜日、日本大使館前では水曜集会が開かれている。
およそ30年もの間、多くの市民が水曜日ごとにこの場に集まった理由は、日本軍性奴隷制に対する日本政府と韓国政府の責任ある問題解決を促し、これ以上日本軍性奴隷制のような女性への人権侵害事件が発生しないよう、平和の価値を知らせるためだ。世界のいたるところでも水曜デモと平和の少女像建立を通じて連帯と応援のメッセージを送っている。

 








日本政府による戦争の期間、日本軍性奴隷制が恣行されたことは様々な国連人権機関内で認定されており、これに伴い、国連人権機関は日本政府に責任ある解決と賠償を促す最終見解と勧告を繰り返してきた。

また、2015年の韓国と日本政府間の韓日合意以降、国連は韓国政府に対しても2015韓日合意の改正や被害者の意思を考慮するよう勧告を出している。

 



だが、去る421日、日本軍性奴隷制被害者が提起した日本国に対する損害賠償請求訴訟が却下されるという呆れたことが起こった。

裁判所(ソウル中央地方法院民事15部、裁判長ミン・ソンチョル)はある国の主権行為を他の国の裁判所で裁判できないという国家免除理論を適用して却下判決を下し、2015韓日合意が被害者の権利救済の性格を有していると判断した。

去る1月に日本政府に対して日本軍性奴隷制被害者が提起した訴訟で日本国の損害賠償の責任を認める判決を宣告した裁判所(ソウル中央地方法院第34民事部、裁判長キム・ジョンゴン)の決定と対比される判決だ。今回の訴訟の裁判所は国際慣習法などの理由を提示したが、これは変化する時代の流れについていけず、人権の価値が何かさえ正しく理解できない裁判所の時代錯誤的判断に過ぎない。代表的な男性中心分野である法曹界は時代の流れを読んで、人権とジェンダーの感受性を高めて、あるべき判断をしなければならないだろう。

 



時代が変化して人権と性平等は、民主主義を達成するために必ず必要な核心的な価値としての位置を確立した。

5年前の2016517日、ソウル江南駅で単に女性という理由だけで殺害された「江南駅女性殺害事件」が発生した。「江南駅女性殺害事件」5周年追慕ホームページである「私たちの記憶と闘争は止まらない」には「忘れない」「記憶してあきらめずに闘う」のような被害者に対する連帯メッセージと性暴力がなくなる未来に対する希望のメッセージがあふれている。

女性たちは#MeToo運動を経て韓国社会に蔓延した性暴力と性差別を根絶するために、広場で、仕事場で、学校で、日常に絶えず闘ってきた。女性たちはすべての領域で男性が代表してきた韓国社会の権威主義的で家父長的な文化をぶち壊すために、今後再び女性に対する暴力、性別賃金格差、サイバー性犯罪のような問題が発生しないようにするために、性平等が達成された完全な民主主義国家のために闘争する。

 



歴史は決して消えはせず、誰も隠蔽することはできない。

日本軍性奴隷制問題解決は戦時性暴力を終わらせるための重要な歩みであり、性平等社会に到達するための国際的課題だ。

歴史を記憶して私たちはこの場で叫ぶ。



. 日本政府は被害者に公式謝罪、法的賠償を直ちに履行せよ。


. 日本政府は戦争と侵略の過去の歴史を反省して度重なる歴史歪曲を中止せよ。


. 韓国政府は日本軍性奴隷制問題を正しく解決せよ。


. 日本軍性奴隷制問題解決のための運動に対する悪意の歪曲、被害者に対する名誉毀損と人権侵害を直ちに中止せよ。

 

 


2021519


1492回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜集会記者会見参加者および韓国女性団体連合ほか


(訳 方清子)