2020年、京畿道がナヌムの家理事5名に対する解任命令を出しましたがそれを不服としたこの理事5名が同年末に行政裁判所にて京畿道(知事)を相手取り行政訴訟を起こしました。直後裁判所の仮処分がだされ解任は保留、ただし職務停止は維持するという宙ぶらりん状態のままでしたが、先週木曜日に1審判決が出ましたので内容等を簡単にまとめてお伝えします。
・原告(理事5名、および法人)の訴えはすべて棄却(原告ウォルチュに関しては2021年月に死亡したので訴訟終了)。京畿道による理事解任命令は正当であるという行政裁判所の判断。1審はとりあえず京畿道側が勝訴しました。
・棄却の背景として、(民間合同調査の結果に基づいて)私たちが国家公益員会などの救済機関に提出した陳情とそれに対する格機関の結論、法人や理事・前運営陣らによる不正・違法行為を訴え現在公判中の案件も含めて、棄却判断する重要な根拠として裁判所は多数事例を上げています。
・原告が控訴するかどうかの情報はまだ入ってきていません。
・ただし敗訴した5人の″元″理事たちの息のかかった人物が交代理事としてナヌムの家にやってくるなど、曹渓宗側有利な状況なのには変わりはありません。
今回の訴訟とは直接関係ありませんが、旧正月を前に実に2年ぶりに本日シン・ドンホン広州市長がナヌムの家にやってきました。ナヌムの家問題が発覚して以降、監督行政の長でもあるにもかかわらず沈黙し続けてきたのみならず、これまで曹渓宗の要求するがままに応対してきた人物です。
帰りがけに彼の乗った車のところまで行きナヌムの家問題と内部告発後の現状を直訴しようとしましたが、こちらが内部告発したスタッフと知ると顔を曇らせて「何のことか分からない」と一言だけ残して逃げるように去っていきました。
その後市長と一緒にやってきた担当公務員と1時間ほど問わず語りの立ち話をしましたが、内部告発後も新しくやってきた運営陣によって問題が起こされてるのを把握しておきながら、曹渓宗にいまだに肩入れをしていることが明らかになりました。広州市と曹渓宗の癒着関係は明らかに続いています。
ハルモニ達はとりあえず元気そうです。今日は運動治療で1階に降りてきたので久しぶりにハルモニ達とおしゃべりをしました。