2016年、上海の「中国日本軍慰安婦歴史博物館」オープンに出席し
 た陳連村さん(右)。左は韓国の李容洙さん。



海南島の黎族である日本軍性暴力被害者陳連村さん(1926年生まれ、享年95歳)が6月30日に亡くなりました。


10代の頃の1940年頃、道路工事現場に連れ出され、辛い労働をさせられながら夜は性暴力をうけるという残酷な体験をしました。

2016年には上海の中国慰安婦歴史博物館のオープンに出席しました。2018年には韓国ソウルで開催されたアジア連帯会議に参加しました。



日本政府の謝罪も賠償もないまま、消えることのなかった辛い記憶を抱えたまま旅立ってしまいました。


陳連村さんのご冥福をお祈りいたします。


<以下、記事の日本語訳>


中国で「慰安婦ハルモニ」また亡くなる・・・被害状況を積極的に証言 (naver.com)

 

 

9日、中国メディアによると、中海南島の陳連村ハルモニが先月30日、亡くなられた。享年95だった。


 陳ハルモニは1940年、10代の頃、海南省の建設現場に日本軍に制的に連れて行かれ、そこで労働と暴力に苦しんだうえに、慰安婦にされて苦難を味わった。


 陳ハルモニは2001年に初めて自身の被害をカムアウトし、2014年には慰安婦についてのドキュメンタリ22」の製作にも参加した。

 2016年には、
「中国慰安婦歴史博物館」開館式に出席し、に初めて立てられた中韓の慰安婦の「平和の少女像」除幕式にも韓国のイ・ヨンスハルモニとともに参加した

 

また、2017年には日本政府にし謝罪と名誉回復を求める訴訟を起こし、中国外交部に慰安婦問題について外交的保護を行使するよう要請した。

 

陳ハルモニは2018年にも、ソウルで開催された「日本軍性奴隷制問題解決のためのアジア連帯会議」に中国人被害者として参加した。

 

の慰安婦生存者数は報道機関によって少しずつ異なるが、上海師範の中慰安婦問題究センタに登された中本土の生存者は14名だと伝えられている。


(訳 保田千世)  



<原文>  

중국서 '위안부 할머니' 또 숨져…피해상황 적극 진술 (naver.com)