〈報告〉日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク 第177回水曜街頭行動(2026.10.7)
那覇市で3日未明にホテル室内で女性が遺体で発見される事件があり、沖縄県警は、4日米軍普天間飛行場所属の海兵隊上等兵を強盗殺人容疑で緊急逮捕した。
この報を受け、またも沖縄で米兵による女性への事件が起きたと、ひろしまネットワークは、水曜街頭行動で緊急抗議を行うこととしました。
「米兵による強盗殺人を許さない」「#Me too #With You」「米軍隊員の女性への暴力もうやめて!」と手作りのバナーを持って駆けつけた方もいました。
沖縄では、1995年米兵3人が女子児童を集団で拉致し性暴力を行った事件、2016年うるま市の女性が元海兵隊員の米軍属に性加害を受け殺人遺棄された事件、2019年女性殺害など米軍関係者による事件が繰り返されてきた。そのたびに県民集会など抗議の声を上げてきた。
2024年には、米兵による性暴力事件が相次ぎ日米政府双方による事件の隠ぺいもあった。
政府も米軍に綱紀粛正を求めるとの姿勢を示してきたが、近年、米兵による犯罪件数が増加傾向にあり、実効性がない状態と言える。
今回も沖縄の古謝新知事が在日米軍・四軍調整官ワトソン中将を呼び抗議したが、中将は謝罪しなかった。
高市首相も「米軍に抗議、綱紀粛正の申し入れ、再発防止の徹底を」と強く求めたというが、これまでと同じ方法では効果は全く期待できない。
先ずは、地位協定の見直し、海兵隊の海外移転、さらに米軍基地の撤去なしには事件・事故の根絶はないといえる。
戦地や紛争地、基地ある所では事件・事故、とりわけ性暴力事件は後を絶たない。
沖縄で今回も怒りの声は直後に上がり、「またか」「私だったかもしれない」と抗議のスタンディングが各地で起こっている。
私たちも共に抗議の声を上げていきたいと、リレートークでは9人がほとんど沖縄の事件に触れる内容となった。
沖縄での事件・事故、とりわけ女性への加害事件が多いことは基地が集中しているからであり、基地の海外移転、撤去こそ緊急課題であり、沖縄県民の命を守るために日米地位協定の抜本的改定こそ日本政府が最大緊急課題として取組むべきであること、綱紀粛正では問題の本質解決にはならないこと、などを訴えた。
また、「米兵による強盗殺人事件に抗議する女性たちの会」が4日午後7時、沖縄県庁まえの県民広場で「緊急女性集会」をひらいた中での声も紹介した。
「次は私かもしれない。私の娘、私の姪っ子かもしれない。命が奪われたことが悔しい。どうすれば平和な島をつくっていけるのか。
次は自分の番かもしれないと沖縄の女性が思っていることを、日本のみなさんに分かってほしい」この言葉を私たちは自分事として受け止めねばならないとの思いを強くした。
リレートークでは他には、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」代表理事の井上洋子さんを広島に招いての講演会報告、簗和夫農相の予算削減発言にみる自民党の恣意的予算配分疑念の問題、フィリピンのリラ・ピリピーナがロラたちに関する展示を行っているとの紹介、日本軍「慰安婦」問題の早期解決なども訴えました。(岡原美知子)