〈ドイツ・ベルリン〉ベルリン-モアビットでアリのための集会 ベルリン・モアビットで平和の少女像アリの撤去に反対する抗議行動
ピーター・スタイニガー 2024年11月01日
11月1日、ミッテ区庁の平和の少女像アリ撤去命令に抗議する24時間徹夜集会がベルリンのモアビットで行われています。
コリア協議会が主導して設置したこの記念碑は、2020年にベルリン・ユニオン広場に建てられました。
韓服を着た少女が座っているこの慰霊碑は、金曙炅(キム・ソギョン)、金運成(キム・ウンソン)作家夫妻が制作しました。
この慰霊碑は、第2次世界大戦当時、韓国と中国の日本軍の強制売春宿に連れて行かれた数万人の日本軍「慰安婦」被害者たちを称えるために建てられました。
他の国の同様の慰霊碑と同じように、ベルリンにこの慰霊碑が設置されると、日本政府は撤去を要求し、激しい抗議をしています。
去る5月に東京を訪問したカイ・ヴェーグナ・ベルリン市長(CDU)もこの問題に積極的に乗り出し、9月にはステファニー・レムリンガー(緑の党)ベルリン・ミッテ区長が公共の場でこの作品を容認できないと公式的な理由を述べました。
コリア協議会は現在、行政裁判所に法的緊急保護を申請し、平和の少女像の撤去命令に対抗しています。
現在、3,000ユーロ(日本円で約50万円)の罰金が課せられる危機に直面しています。
団体と支持者たちは、少女像を戦時中の性的虐待に反対する重要で現代的な象徴とみなしています。
数千人がアリ像の存続を求める請願書に署名しました。
(訳 独語から韓国語 金ハナ、韓国語から日本語 方清子)