韓国水曜デモ1000回アクション 東京行動 報告

みなさま

 韓国水曜デモ1000回アクション in Tokyo「 外務省を「人間の鎖」で包囲しよう!」にご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。予想をはるかに上回る、1300人が参加してくれました! 「慰安婦」問題の解決を求める多くの人々の声を、政府・外務省に届けることができたと思います。 と同時に、1000回も被害者たちを立たせ続けた責任を認識することなく、ソウルの日本大使館前の平和碑撤去しか申し入れない日本政府に対する怒りと苛立ちは、強くなるばかりです。
 さて、四角い外務省の包囲行動では、正面玄関の近くに居た方にしか包囲行動の進行状況は伝えることができませんでした。包囲行動が終った後「いつの間にか始まって終っていたけど、自分たちで勝手にシュプレヒコールをして盛り上がってたよ!」という友人、正面近くにいても「右翼の声しか聞こえなかった」という友人・・・。寒いなか、また休みをとって参加してくださったみなさま、十分に状況が伝わらず、申し訳有りませんでした!

●12時には、外務省包囲が実現
 関係者は10時30分ごろから集まっていましたが、道路の反対側にはすでに右翼も結集していたため、たくさんの警察官が牽制していました。11時すぎからぞくぞく到着する参加者を小さなメガホンで誘導、包囲行動のスタート予定時刻の12時ちょうどには、なんと「人間の鎖」がもう繋がりました。12時、外務省正門前では集会をスタート。全国行動2010の共同代表の梁澄子さんから「韓国水曜デモ1000回アクション」の主旨を説明、この日まで政府が具体的な解決策を何も提示しなかったため、「今日、新たな始まりを宣言せざるを得ない、被害女性が受け入れられる解決策を示すまで、ともに闘いましょう」と挨拶をしました。無所属で沖縄出身の糸数慶子衆議院議員、社民党の服部良一衆議院議員もかけつけてくれて、連帯の挨拶。12時15分ころだったでしょうか、走って人数を数えてくれたピースボートのスタッフから、参加者は1300人との連絡を受け、ともに喜び合いました。

●宋神道さん、外務省を一周
 寒いなかでしたたが、3.11を宮城県女川で被災し、今は東京で暮らしている在日の「慰安婦」被害者、宋神道さんも包囲行動に参加。この日、久しぶりに愛犬マリコとも再会して、嬉しそうにマリコを膝に抱いていました。宋さんは、「死んでも死に切れない、早く謝罪してほしい」と挨拶し、支援者に車椅子をおしてもらいながら、参加者に手をふり、握手しながら外務省を一周しました。

●「人間の鎖」ウェーブとシュプレヒコール
 その後、繋がった「人間の鎖」を確認するためのウェーブとシュプレヒコールをして、12・14の声明文を読み上げました。最後にもう一度、外務省に背を向けた姿勢を回転させて、外務省を正面に見据えて取り囲むようにして、日本政府に解決を求めるウェーブとシュプレヒコールをして包囲行動は終了。「人間の鎖」が早くに実現したため、予定よりも15分ほど前に終了しました。声明文などはウェブサイトに掲載しているのでどうぞご覧ください。

●院内集会も満杯、韓国水曜デモと各地のアクションの様子を報告
 「外務省包囲」の参加者も倍なら、院内集会の参加も予想を上回り、340人以上が参加(それでも100人以上が入館できなかったとのこと、とりわけ遠方から来てくださったみなさま、本当に申し訳ありませんでした)。院内集会では、同時刻に開催された韓国での1000回水曜デモの写真をプロジェクターで見せながら報告、設置された「平和碑」と「碑文」も紹介。そして、同時刻に12・14アクションが行われた北海道、広島、福岡の写真と参加者の様子を報告。各地とも、近年まれなほど多くの参加があり、充実したアクションとなったようでした。
 連帯の挨拶をしてくれたのは、宋神道さん、そして、民主党(稲見哲男・大河原雅子・今野東)、社民党(福島みずほ、服部良一)、共産党(紙智子・高橋千鶴子)、無所属(糸数慶子)の計7名の議員。議員のみなさんはそれぞれ、解決に向かって努力していくと約束してくれました。

 14日昼には名古屋や北九州、夜には大阪、沖縄、福山、静岡など各地でも行動があり、大阪ではキャンドルで1000の字を描いたそうです。全国・世界各地で行われた行動の様子は、適宜、ウェブに掲載されていくと思います。
 この20年間、ソウルの大使館前に立ち続けた「慰安婦」被害者の要求、そして被害者が納得する解決を求めてきた日本と世界の人々の声、うねりを、日本政府が一刻も早く受け止め、解決に向けた一歩を踏み出すように、知恵をしぼり行動をしていかなくてはなりません。

 週末に来日する李明博大統領は、「慰安婦」問題をとりあげるとのことです。
 http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121501000844.html

 引き続き、ともに行動してくださいますよう、よろしくお願いします。