<正義連>第1475回日本軍性的奴隷制問題解決のための定期水曜集会記者会見・週間報告 声明書


文在寅大統領は去る18日新年記者会見で日本軍性的奴隷制被害者が日本国を相手に起こした訴訟の判決について「困惑している」と表現しました。「2015韓日合意」を「両国政府間の公式的な合意であった」と「認定」しました。18日、2015韓日合意が「両国政府の公式合意」という外交部論評に続く二度目の発言でした。

 





当惑し、残念です。

 


人権弁護士の頃、数多くの弱者らとともにした大統領が、被害者が30年余り闘って成し遂げた判決の国際人権史的意味を分からないはずがありません。就任初期から「2015韓日合意」が「国民が排除された政治的合意」であり、「この合意で慰安婦問題は解決されない」と強調されたので、法的効力の脆弱性をご存知ないはずがないでしょう。

大法院と憲法裁判所ですでに数回確認した問題を行政府の首長がひっくり返すことはないだろうと信じています。

「被害者中心主義の措置」を数回強調したこと、裁判所が受け入れた被害者の過酷な苦痛を否定することもまた違うでしょう。

2018年新年記者会見で慰安婦問題解決の「真実と正義の原則」を強調されたこと、裁判所が認めた日本国の反人道的戦争犯罪行為自体を否認することでもないでしょう。




それでも韓国政府に訊ねたいです。

 


未来指向的韓日関係の障害物は果たして誰ですか。

組織的で集団的な犯罪行為を露骨に否認し、盗人猛々しく被害者に二次、三次加害を加えて、反復的に歴史わい曲、言い訳、嘘に嘘を重ねて広め、ついには真実が何なのかすら難しくさせたのは日本政府ではありませんか。

 


「韓国が国際法を破った」「慰安婦制度は公娼制」「韓半島に対する不法植民地支配はなかった」と主張する日本外務省のとんでもない嘘にどんな公式的反論をしたのですか。

他国が自国民に与えた被害に対しては主権免除を認めないという法律まで制定しておいて、慰安婦問題について主権免除を主張する、我も我もと国際法の権威を恣意的に動員して反人道的犯罪行為に対する責任を負わせようとする卑劣な態度にいったいどんな対応をしておられるのですか。

 


日本政府に卑屈だと感じさせるほど守勢的対応や完全な沈黙で一貫する理由は何ですか。

右に左にこびへつらうその意味をどう理解していいものやら、右往左往、まごまごしたりするのには何か他の理由があるのではないでしょう。まさか私たち国民が知らないうちに、韓日両国間反人道的犯罪行為の責任を問わないことにした秘密の談合が成り立ったのではないでしょうね。

 


李容洙ハルモニは今回の判決以後、「世界市民がみんな認識できる水準の日本総理の公式的謝罪、正しくなされた歴史教育」をあらためて強調します。

最終的で不可逆的謝罪は犯罪事実を認め、真実を糾明し、再発防止のための具体的な実践が含まれたものです。そうしてこそ被害者の名誉回復はもちろん平和で未来指向的な韓日関係が可能でしょう。

 


韓国の司法府が開け放した最後の機会の扉が韓国政府によって虚しく閉じられることだけはないことを心より望みます。

 


1韓国政府は「2015韓日合意」を「公式的合意」とする根拠と意味を明確に明らかにせよ。

1韓国政府は積極的な対日外交を通じて被害者中心の接近を実現せよ。

1日本政府は戦争犯罪認めて被害者に公式謝罪せよ。 

1.日本政府は歴史わい曲、事実のごまかしも中断して平和と人権の道に参加せよ。

 

2021120

日本軍性的奴隷制問題解決のための正義記憶連帯


(訳 方清子)