正義連 第1469回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜集会 週間報告

  

今週、「2000年女性国際戦犯法廷」が開かれて20年になります。「2000年女性国際戦犯法廷」は2000年12月7日の開幕式をスタートに12月12日まで6日間にわたって日本の東京九段会館で開催されました。 




韓国、北朝鮮、中国、日本、フィリピン、インドネシア、台湾、マレーシア、東ティモール、オランダなど被害当事国である10ヶ国が共同検査団を構成して、8ヶ国67人の被害者をはじめ連日1000~1200人余りに達する世界各国の市民と、95の報道機関、200人余りの記者団が参加して全世界の耳目を集中させました。



当時韓国側被害者としてカン・イルチュル、キム・ポクソン、キム・プンソン、キム・プニ、キム・サンヒ、キム・ウンレ、キム・ファソン、ムン・ピルギ、パク・オンニョン、シン・ヒョンスン、シム・ダリョン、アン・ポプスン、ヤン・チョムスン、イ・ヨンニョ、イ・ヨンス、チョン・ソウン、チェ・ファソン、チェ・カプスン、ハン・ドスン、ファン・クムジュらが参加しました。 




最終判決では日本軍性的奴隷制が人道に反する罪としての強姦と性奴隷犯罪に該当することが明らかにされ、天皇ヒロヒトをはじめとする10人の被告人に有罪を宣言しました。日本政府に対しては、日本軍性的奴隷制が国際法違反であるという事実を全面的に認めて法的責任を負って、重要な実行行為者を明らかにして処罰し、完全で誠実な謝罪と適切な金額の賠償をすることを要求しました。また、徹底した調査機構を設置し、関連資料の公開を通して歴史に残し、記念館、博物館、図書館などを設立して犠牲者と生存者の名誉を回復し、教科書に記述して関連する教育について支援することを明示しました。 



民間法廷だったので法的強制力はないものの、人間の良心を呼び覚ます声に自ら進んで応答した女性たちが日本軍性奴隷制問題を法廷に上げ、この問題を戦争犯罪として扱かってこなかった戦後の国際法と国際秩序に挑戦し、女性の人権と平和の観点で戦時性暴力の責任を問おうとした点で大きな意味があったといえるでしょう。民族、人種、国籍、言語、性別、階層、分断の境界を貫き、世界市民の連帯がより明瞭に拡張された正義の場を開け放ったのでした。 



以後挺対協/正義連は「2000年女性国際戦犯法廷」の精神を継承するために絶え間ない努力を傾けてきました。被害者支援と名誉回復、加害者責任追及はもちろん、記憶し記念するための平和の少女像建設、歴史教育の場としての博物館建設、他の戦時性暴力被害者を支援するためのナビ基金設立、希望と連帯のための水曜集会開催など、あれから再び20年の歳月を送ってきました。 



それでも日本政府は相変らず戦争犯罪に対する事実認定と謝罪、賠償はおろか歴史を否認、歪曲し、世界の平和と人権の象徴になった平和の少女像建設を組織的に妨害しています。正義連は、どんな政治的・外交的理由にも、どんな時間と空間の限界という言い訳にも、どんな外圧と攻撃にも、日本軍性奴隷制犯罪を覆い隠すことはできないということを再確認して、加害者が責任を負う歴史を作るために力強く前進するでしょう。



正義連は今週土曜日12月12日、オンラインで開かれる2000年女性国際戦犯法廷20周年国際シンポジウムを、日本の女性国際戦犯法廷20周年執行委員会、日本「戦争と女性に対する暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動と共同主催で開催します。これを通じて「2000年女性国際戦犯法廷」の歴史的意味を振り返り、各国生存者の勇気ある声と、正義のための判決の意味を未来世代に伝えようと思います。 性暴力と植民主義の連鎖を断ち切るための韓日女性連帯と運動の歴史的教訓を通じて前進する方向を模索する予定です。 市民のみなさまの大いなる関心と参加お願いします。 



「2000年女性国際戦犯法廷」に参加された生存者の大部分はすでに夜空の星になられました。この方々の意志を引き継ぎ新たな歴史のドアを開ける場に参加してくださるようよろしくお願いいたします。



2020年12月9日

正義記憶連帯 理事長 李娜榮


(訳:方清子)