京畿道、僧侶のウォルチュ氏ら「ナヌムの家」理事5人を解任通知

コ·ヒジン、キョン·テヨン記者 京郷新聞2020.10.09 17:01



後援金の横領・人権侵害の事実を確認…12日聴聞会を開いた後に公式化する予定

内部告発者たち、「現在も曹溪宗の僧侶たちの側近が運営、さらに積極的な措置を」


京畿道が慰安婦被害者の居住施設である社会福祉法人・大韓仏教曹渓宗ナヌムの家理事長である、ウォルチュ僧など理事陣5人に解任を通知したことが9日、確認された。


京畿道官民合同調査団が「ナヌムの家」をめぐる疑惑を調査した結果、運営陣が数十億ウォンの後援金のうち、2.3%だけを被害者のために使用し、看病人たちが被害者たちを情緒的に虐待したと明らかにして、理事たちの解任を勧告したことによるものだ。 京畿道は関連法律に基づき、12日に聴聞会を開催した後、解任を公式化する。


京畿道広州市退村面にある「ナヌムの家」


この日、京郷新聞の取材結果、京畿道は11人の理事陣のうち、理事長であるウォルチュ僧侶をはじめ、ソンウ・ファピョン・ソルソン・ウォルウ僧侶ら理事5人に先月解任決定を通知した。


合同調査団関係者は「解任決定は出ているが、行政手続きによって事前に通知した」とし「事前通知後、解任通知を受けた理事たちがこれに対する意見書を出せば聴聞会が進行され、以後、京畿道の正式解任決定が出る」と述べた。 京畿道関係者は「今月中に聴聞会が開かれる」とし「ナヌムの家の理事たちが意見書を提出すれば聴聞会でその意見を基に検討過程を経て最終決定をする予定」と述べた。



これに対し、ファピョン僧侶は「よく分からない。 弁護士たちが判断するだろう」と述べた。 ナヌムの家の運営陣側のヤン・テジョン弁護士は「一部僧侶が解任告知を受けたのは事実だ」とし「12日に聴聞会が開かれると聞いている」と述べた。



これに先立ち3月キム・デウォルの学芸室長などのナヌムの家の職員たちは、ナヌムの家の運営陣が後援金を横領し、慰安婦被害生存者に対する人権侵害を行ってきたという内容が盛り込まれた告発状を警察に提出した。 これらは、後援金の殆どが曹渓宗に流れて入り、慰安婦被害者の病院治療費などはみんなハルモ二の個人費用から支出されたと主張した。 該当告発の件は現在、京畿南部地方警察庁知能犯罪捜査隊で捜査中だ。



議論が起きると京畿道は今年7月に官民合同調査団を構成した。 ソン・ギチュン合同調査団長は8月11日、調査結果を発表する記者会見で「ナヌムの家は過去5年間、約88億ウォンの後援金を集めたが、法人や施設は寄付金品法による募集登録をしなかったため、後援金の金額や使途などについてはきちんと公開されず、登録庁の業務検査も受けていない」と説明した。 後援金88億ウォン余りのうち、ハルモ二たちが生活しているナヌムの家の養老施設に送った金額(施設転出金)は2.3%の2億ウォンに過ぎなかった。 ハルモ二に対する虐待の状況も発見された。 一部の介護者は「ハルモ二を捨ててしまうぞ」「怒られるぞ」など言葉の暴力を加えた。 これを受け、合同調査団は京畿道にナヌムの家の理事陣に対する解任を勧告した。



内部告発者らは、ナヌムの家の体質改善のためのより積極的な措置が必要だと要求した。 キム学芸室長は「現在も曹渓宗の側近が運営を受け持っている。 先月は(職員および市民社会と)意思疎通ができるイ・オクソンさんら被害女性2人をナヌムの家理事であるソンウ僧侶が理事長を務める東国大学付属病院に移した」とし「運営陣が現在もハルモ二と職員の疎通を阻んでいる」と話した。 同関係者は「3月に告発した警察の調査は進展もなく、運営陣が乱発した告訴・告発だけが依然として進行中」と述べた。 ナヌムの家側はキム室長ら内部告発職員を横領、窃盗などの疑いで10回にわたって告訴・告発した。

(訳・Kitamura Megumi)


〈原文〉

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