「皆さんは、国を失った世の中で生きたことがありますか?」
(韓国語原文 http://blog.daum.net/hanagajoah/1680)

 ナビの夢の3回目の便りは、92歳の金福童[キム・ボクトン]ハルモニの叫びで始めてみます。

 「皆さんは、国を失った世の中で生きたことがありますか? 私たちは、生きたことがあります。ところで今も、私たちは、さして変わることがない状態になってしまいました。大韓民国が私たちにこんなことをするなんて思いもしませんでした」


 『2015年韓日合意』以後、苦痛が染み込んだ顔と声で、マイクを握って絶叫するが如く、このように吐き出されたハルモニの声は、私の心臓に突き刺さりました。2015年8月14日の日本軍「慰安婦」メモリアル・デー文化祭の時には、「世界にナビたちが飛んでいます。この婆さんナビも飛びかいます」と言って、満面に笑みを浮かべて、希望を称賛していたハルモニでいらっしゃいました。加害者である日本政府が、その時にもまだ反省と謝罪をせずにいたけれど、敗戦70年を迎える安倍談話で、「慰安婦」の「慰」の字にも、朝鮮に対する植民地責任の「植」の字にも言及しなかったけれど、ハルモニは、全国各地で、世界の至る所で起きているナビたちの羽ばたきを介して、解放を「私たちが」創りつつあることに希望を持っておられたのです。しかしハルモニは、2015年12月28日以降、笑いを失われ、苦痛と怒りの中で、日々を送られることが多くなっています。

 ハルモニの苦痛が、再び希望に変われるように、今、私たちはより多くの方々と手をつないで、同行しなければならない時だと思います。一緒に進み出て下さい。